昨年のGWに公開され、興行収入23億円の大ヒットを記録した実写映画『ゲゲゲの鬼太郎』。その第2弾となる『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』が、7月12日(土)より全国公開する。
この度、本作の主題歌が中村 中の新曲「風立ちぬ」に決定した!
中村 中は、06年9月にリリースした「友達の詩」のヒットで一躍話題となり、07年の第58回NHK紅白歌合戦への出場も果たした、今最も注目を集めているシンガーソングライター。「やさしさと強さ、光と影。全てを兼ね備えた唯一無二の美しい歌声が、鬼太郎ワールドを包んでいただける」と考えた本作のプロデューサーがオファーしたところ、中村も快諾。幼い頃から妖怪が好きだったという中村さんは、鬼太郎とヒロイン・楓との、“妖怪と人間”という目には見えない境界線を越えた絆に共感し、今回の曲を書き上げた。

【楽曲詳細】
中村 中 7thsシングル「風立ちぬ」 2008年7月9日発売(エイベックストラックス)

<中村 中コメント>
1.制作期間について
お話をいただいたのが、丁度春の終わりの時期でした。
私にも、私の周りにも出会いと別れを目の当たりにする場面がありましたので、この曲の核となる部分は割とすぐ…一週間くらいで形になったように思います。
それから何度か手直しを入れたり、曲をまるごと書き直したりしましたが、元々最初にあったイメージに帰って来ました。

2.どのような事をイメージして重点を置き制作しましたか?
鬼太郎は妖怪。ヒロインの楓は人間。
目には見えない境界線がある事が物語のフックになる、というお話を聞いていたのですが…
基本的に私自身が、自分以外を愛したり、大切にしたりする事に、そういった境界線にこだわらないので。
例えば、国や肌の色とか、体の形とか。
そういった事で変わってしまうような感情なんて、つまらないし、本当の愛だとは思えません。
真摯な気持ちで「そのままの貴方を支えたい」と、歌い込みました。
「風立ちぬ」のテーマは「私達はこれからそれぞれに生きて行かなければならない。けれど離れていても、逞しく生きている貴方でいてね」というものです。

3.「ゲゲゲの鬼太郎」とコラボすることについての感想。
私、小学生の後半まで、家にいる時は「ちゃんちゃんこ」を着ていました。
背中は温かいし、手が自由だから便利ですよね。
幼い頃は気弱で、病弱だったらしく、よく熱を出して学校を休んでいたんですね。
だから、というわけではないですが、退屈な部屋での楽しみはTVでしたから、昔からよく見ていたアニメでした。
なので、映画は実写ですが、親近感がありましたので、懐かしい気持ちで取り組めました。昔から妖怪が好きなんですね。
特に水木しげるさんの鬼太郎シリーズに登場する妖怪達は、そのネーミングや、妖怪の性格などが細かく設定されていて、身近な存在に感じます。
個人的には「あかなめ」が可愛くて好きです。
アニメの主題歌中に登場する「まくら返し」は凄く怖かった事を覚えています。

<石塚慶生プロデューサーコメント>
やさしさと強さ、光と影。全てを兼ね備えた唯一無二の美しい歌声が、鬼太郎ワールドを包んでいただけるものと思い、オファーしました。
今回の映画のテーマに相応しいエンディングになるものと期待しています。

■中村中今後の予定
7月9日 7thシングル「風立ちぬ」リリース
7月20日 ap bank fes 08出演決定! 

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