芽衣とアツシの切ないラブストーリーに感銘、号泣・・・
中高生から圧倒的に支持を受けているケータイ小説「赤い糸」。2006年7月下旬に「魔法の図書館」ランキングに初登場し、延べアクセス数は1600万人を超え、「魔法のiらんど」では、昨年映画化され大ヒットとなった『恋空』と並ぶ伝説のケータイ小説と言われている。2007年1月に書籍「赤い糸」(上巻)が発売、以後「赤い糸」(上・下)、「赤い糸destiny(上・下)」、「赤い糸 precious」の5冊の売り上げは延べ180万部。最終章が昨年末まで続いていたことから映像化が実現しなかったが、このたび満を持してフジテレビ系で連続ドラマ化、そして同時期に松竹系で映画公開されることが決定した。

今まで、同じ原作を別キャストで映画・ドラマ・舞台と制作するケース、同キャストでドラマ化したのち映画化、また映画化したのちドラマ化するケースは多々あった。しかし今回は、キャスト、スタッフ共に同じ、ストーリーも映画ならではのエピソード、ドラマならではのエピソードが切なく絡みあい同時期に放送・公開、2つの作品がトータルで「赤い糸の世界観」を表現するという初の試みとなっている。

そして主題歌には沖縄出身のグループ、HYが決定。2000年の結成以来、人気は沖縄だけにとどまらず、2ndアルバム「Street Story」はオリコン4週連続1位を獲得し、インディーズアーティストとしては史上初の偉業を遂げた。アルバム売上げの累計は380万枚と、今やインディーズアーティストでは圧倒的な支持を受けているバンドだ。
そのHYのボーカル・仲宗根泉が運命の赤い糸について歌った楽曲「Fortune」を、「赤い糸」の著者メイが聴き共感。そして小説を読んだ仲宗根泉も深い感銘を受け、「赤い糸 destiny(上・下)」「赤い糸 precious」に文章を寄せており、現在、ユーザーの間では、仲宗根泉とメイこそ、運命の「赤い糸」と言われている。

『赤い糸』 
2008年冬、映画(全国ロードショー)&連続ドラマ化(フジテレビ系)
監督 :村上正典(映画 『電車男』、『7月24日通りのクリスマス』、ドラマ 『1リットルの涙』)
主題歌:HY
『赤い糸』公式サイト : http://www.akai-ito.jp (PC・モバイル共通)