本年度の第80回アカデミー賞主要4部門を受賞した『ノーカントリー』がいよいよ15日から公開されました。その興行収入が21日迄の1週間で見事1億円を超える数字を記録しました。初日2日間のオープニングは、観客動員31,746名で興行収入が43,460,900円でスタートした後に『ライラの冒険』『魔法にかけられて』や『犬と私の10の約束』等の大作が公開されている中、着実に数字を伸ばし、41館で観客動員が77,459名、興行収入が101,788,600円を記録する快進撃。
この数字は、同じアカデミー賞に絡んだ、パラマウントヴァンテージ作品の『不都合な真実』(4.3億円)の197%、ユニバーサル映画の『Ray』(4.4億円)の113.4%の成績となっています。

『ノーカントリー』1週間(41館)
観客動員数:77,459名
興行成績:101,788,600円

<対比作品>
『不都合な真実』1週間(22館)
観客動員数:36,767名
興行成績:51,630,400円 (197.1%)

『ラスト・コーション』1週間(75館)
観客動員数:47,465名
興行成績:59,447,400円 (171.2% )

『Ray <レイ>』2日間(103館)
観客動員数:72,469名
興行成績:89,745,900円 (113.4%)

(数字は全てパラマウント ピクチャーズ ジャパン調べ)

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【STORY】
砂漠で狩りをしていたハンター、モス(ジョシュ・ブローリン)は、ある日死体に囲まれたピックアップ・ト
ラックを発見する。荷台には大量のヘロインと現金200万ドル。その大金に手を出した彼は、殺し屋シガー
(ハビエル・バルデム)から執拗につきまとわれ、さらには老保安官ベル(トミー・リー・ジョーンズ)が2人を
追い始める。ほんの出来心が、男たちの人生を思わぬ方向へと転がしていく・・・。果たして、この哀しく
も可笑しい逃亡劇の結末は・・・?

監督・脚本:ジョエル&イーサン・コーエン 
原作:コーマック・マッカーシー(「血と暴力の国」扶桑社刊)
※ピューリッツァー賞受賞作家

出演:トミー・リー・ジョーンズ(「逃亡者」)、ハビエル・バルデム(「海を飛ぶ夢」)、ジョシュ・ブローリン(「アメリカン・ギャングスター」)

配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン/ショウゲート 
提供:博報堂DYメディアパートナーズ

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