≪直木賞に最も近い作家!伊坂幸太郎ワールドの金字塔≫

原作の伊坂幸太郎は、直木賞の最多ノミネートを誇り、「陽気なギャングが地球をまわす」「アヒルと鴨のコインロッカー」「死神の精度」と、次々に映画化が発表される”今、最も旬な作家”。その伊坂ワールドの個性的なキャラクターに挑むのは、”今、最も旬なキャストたち”。

主演の兄弟を演じるのは、2007年度の賞レースを賑わせた演技派男優=加瀬 亮と、「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」でブレイク、anan 好きな年下の男の子第二位の超注目株=岡田将生。さらに、父親役に連ドラ初主役で波に乗る実力派男優=小日向文世、母親役に邦画界の将来を担う女優=鈴木京香。
キラキラと輝く奥野家の家族を演じます。

監督は、単館系作品としてヒットを記録した映画監督デビュー作「Laundry」(主演:窪塚洋介・小雪)でモントリオール世界映画祭始め、世界各国の映画祭から招待を受けるなど、国内外で高い評価を得た森淳一。ヴィヴィッドな映像センスと、奥の深い演出力で伊坂ワールドを映像化、前作から5年、「ようやく映画化してみたいと思える原作に巡りあえた」と、満を持して長編2作目にのぞみます。

また、伊坂幸太郎がこだわりつづけた町、原作の舞台となる仙台市が、市を挙げて「重力ピエロ」を全面支援することが決定致しました。東北大学が開校以来始めて撮影場所を提供するほか「映像都市”仙台”宣言」への、第1回作品としても、大変注目度が高い作品となるでしょう。

そして本作は、インディペンデント最強の製作プロダクション2社の、初コラボレーション作品となります。「踊る大捜査線」シリーズ、「海猿」、「ALWAYS 三丁目の夕日」のROBOT、そして「博士の愛した数式」、「さくらん」、「ピンポン」のアスミック・エース。この両社が初めて共同制作を行う、記念すべき第一回製作作品、公開は2009年春となります。

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【スタッフ】
監督:森淳一(「Laundry」他)
脚本:相沢友子(「大停電の夜に」他)
プロデューサー:荒木美也子・守屋圭一郎
撮影:林淳一郎「怪談」「リング」、照明:中村裕樹「ラストサムライ」「四月物語」「世界の中心で愛を叫ぶ」、録音:藤本賢一「タイヨウのうた」、衣裳(スタイリスト):長田久美、制作担当:金子賢太郎、助監督:安達耕平

<主演・加瀬 亮コメント>
「泉水役のオファーをいただいて、とてもうれしく思っています。兄として物語の中心となる弟をできるかぎり見守っていけたらと思います。キャストをはじめ、監督、スタッフとともに勢いのある映画を届けられるようがんばりたいと思います。」

<岡田将生コメント>
「小説を読んでいたので、びっくりしました。すごく好きな小説だったので、僕でいいのかなって思いました。まずはグラフィティーアートとガンジーとお兄ちゃんを好きになります。一生懸命、頑張ります。」

<監督:森 淳一コメント>
「青春映画でもあり、家族の物語でもあり、ミステリータッチでもありと、簡単にカテゴライズするには難しい作品になると思いますが、観てくれる方が、各々楽しみを見つけられるような面白い映画になると思います。魅力ある物語を損なうこと無く、人間の持つ光と影を表現したいと思っています。」

★2009年春 全国劇場公開

原作:「重力ピエロ」/ 伊坂幸太郎 (新潮文庫刊) ※第129回直木賞候補作品
2003年4月 単行本発売
2006年7月 文庫本発売
売り上げ・・・計50万部 (2008年.2月時点)

企画:アスミック・エース エンタテインメント 企画協力:相沢友子
制作:アスミック・エース エンタテインメント/ ROBOT
制作プロダクション: ROBOT (「踊る大捜査線」シリーズ、「海猿」、「ALWAYS
三丁目の夕日」他)
配給:アスミック・エース (「博士の愛した数式」、「さくらん」、「ピンポン」他)

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