日本・香港の才能が集結して作り上げた、新たなヴァイオレンス・アクション映画『軍鶏 Shamo』(製作:アートポート+ポニーキャニオン/制作:SAME WAY PRODUCTION Ltd.)が、5月3日(土)より新宿トーア、シアター・イメージフォーラムほかで全国ロードショーされる。

本作は、大人気コミック「軍鶏」の原作者であり、80年代に一大ブームとなったドラマ「スケバン刑事」シリーズや映画『AKIRA』「漂流教室」の脚本家である橋本以蔵が、自ら脚本を担当。“香港映画界の三池崇史”と言われるソイ・チェン監督が独自の世界観で映像化した(105分)。“親殺し”少年犯罪がはびこる社会に疑問を投げかけ、橋本が伝えたかったこととは──。

裕福な家庭に育ち、名門高校に通う16歳の少年・成嶋亮が両親を殺害した事件は、瞬く間に大きなニュースとなる。少年院に送られた亮は、集団リンチを受けるが、伝説の空手家・黒川に助けられる。黒川のトレーニングに励んだ亮は、刑期を終え出所する頃には、狂気に満ち、相手が死ぬまで攻撃を続ける“軍鶏”のように戦う男に成長していた。格闘界に足を踏み入れた亮は、No.1の座に君臨する菅原直人との戦いに挑む──。

主人公・亮を演じるのは『インファナル・アフェア』『かちこみ/ドラゴン・タイガー・ゲート』の香港の若手俳優ショーン・ユー。最新作『I Come with the Rain(原題)』ではジョシュ・ハートネット、木村拓哉、イ・ビョンホンらと共演。また、台湾から『夜の上海』のディラン・クォ、日本からK-1ファイターの魔裟斗と、アジアを代表する男たちが激突。さらに石橋凌、ブルース・リャン、フランシス・ンといったベテラン勢が脇を固めている。

製作は松下順一。共同脚本はセット・カムイェン。撮影はフォン・ユン・マン。アクション監督はジャック・ウォン。そして、主題歌「METALLY」(ポニーキャニオン)を提供したのは、元PIERROTのギタリストAiji(アイジ)と独自の世界観を持つヴォーカリストmaya(マーヤ)によって結成されたヴィジュアル系ユニットLM.C。
配給はアートポート。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=46388