ジャン=ピエール・ジュネ監督の新作の主役にも選ばれ、いま最も波に乗っている『ぼくの大切なともだち』(ワイズポリシー配給)の主演俳優ダニー・ブーンが、フランスの国民的女優であるソフィー・マルソーの夫役に抜擢された!

 作品タイトルは、“DE L’AUTRE COTE DU LIT”(原題:「ベッドの反対側で」)。 フランス版エルのジャーナリストであったアレックス・ジロー・ド・ランが2004年に発表した同名小説の映画化となる今作は、10年の結婚生活の後、刺激のない日常を変えようと、1年間の間、夫婦間で役目や仕事や持ち物などを全て交換しようとするコメディ。メガホンをとるのはこれが長編第2作目となる女性監督パスカル・プザドゥー。撮影スタートは5月を予定している。

ダニー・ブーンは、監督第2作目かつ主演のコメディ映画 “BIENVENUE CHEZ LES CH’TIS”(原題:「北フランスにようこそ」)が、フランスで興行成績がトップとなり、驚異的な現象を起こして話題になっている。
 監督の故郷で映画の舞台となったフランス北部の3県のみで公開された本作は、64プリントのみで555,392人を動員。館アベレージは8,678人という通常では考えられない数字を記録し、週間ランキングでは4位にランクインした。この現象は北部だけにはとどまらず、全国公開となった2月27日の週は、パリとその近郊だけで113,892人を動員して堂々のトップに。大ヒット作品『ミッション:クレオパトラ』の初日を超えるスタートとなり、今後、全国区での動きに注目が集まっている。

日本では、ダニエル・オートゥイユと共演したパトリス・ルコント監督最新作の『ぼくの大切なともだち』が初夏Bunkmauraル・シネマ他にて公開予定。

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