東京テアトル+デスペラード配給『ペネロピ』が、3月1日(土)よりテアトルタイムズスクエアで公開され、『めがね』(日活配給)が持っていた日計動員記録を塗り替えるヒットとなった。1日=動員1481名・興収151万円、2日=動員816名・興収128万970円、2日間で動員2297名・興収279万9700円。

初日は、昼間4回がほぼ満席で推移し、レイトショーも150人以上を集め、合計5回で日計動員記録を打ち立てた。客層は20〜30代の女性を中心に女性が約9割を占め、「女性映画/デートムービー」の様相が大変強い興行になっている。
「映画の日」であったことから熱心なファン以外の周辺層も広く取り込み、2日間合計の窓口比率は88%にのぼった。

配給側はこのヒットの要因として、①タレントMEGUMIをゲストに起用した直前のイベント上映のニュースや主演クリスティーナ・リッチのインタビューなど公開前にパブリシティのボリュームを築けたこと、②ブタ鼻のC・リッチを前面に捉えたキャッチーなメイン・ビジュアルが「かわいい」と評判を呼んだこと、③現代女性の共感するテーマを持っていたこと、④「女性映画/デートムービー」がやや品薄状態であったことなどが奏功していると分析している。

ほぼ同時となった全米公開(2/29〜)がベスト10にランクイン(8位、1196館)しており、引き続き話題を提供して息の長い興行を展開していくという。

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