映像的に表現する「北京の人々の生活と夢」。
最新作『ぼくの大切なともだち』が初夏に公開されるフランスの名匠パトリス・ルコント監督をはじめ、世界的に有名な5人の映画監督たちによるいくつかの短編映画が2008年にテレビで放映されることになった。

イタリア、イギリス、イラン、フランス、香港の有名監督たちが、それぞれ異なるヴィジュアルアングルで、オリンピック開催地である北京の、オリンピックに向けて多様化する魅力を十分に引き出す5分間のプロモーショナル短編映画を作成するよう、北京の映像プロモーションキャンペーン、題して「ヴィジョン北京」に招かれた。
その監督たちとは、イタリア人のジュゼッペ・トルナトーレ、イランからマジッド マジディ、フランス人監督パトリス・ルコント、UKのダリル・グッドリッチ、香港からアンドリュー・ラウ。
万里の長城、天壇、「燕巣」、中華料理や北京路上の老人たちによる太極拳にいたるまで、監督たちのクリエーションに不可欠な要素となった。
イタリア人監督トリトナーレは中国人教師の感銘的な物語を語り、オスカーノミネート『運動靴と赤い金魚』の監督マジディは子供たちの幸福をじっと見つめ、フランス人監督パトリス・ルコントは得意とするヴィジュアルロマンスでモネ風の北京を見せ、イギリス人監督ダリル・グッドリッチは燃えるようなオリンピック精神と街と人々の色彩豊かな夢で映画を生き生きとさせ、香港監督のラウの映画は彼独特のユニークな手法で美味しい中華料理を通して世界を魅了する。

それぞれ各5分の短編は、来月CCTVゴールデンタイムの番組で放映される。さらに、航空機TVや海外のプロモーションイベントでも放映される。
また、イタリア、フランス、イランの国営テレビ放送、英中映画祭でも見る事が出来る。
北京国際交流機関と北京地方自治体情報局の主催によるこのキャンペーンは、オリンピック開催地の街を世界に紹介する目論みで2006年からスタートしている。

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