本作は“オカルト・スリラー”を代表する “美少女憑依系=『エクソシスト』『エミリー・ローズ』”の要素に高度なVFXが融合した映画ファンが最も待ち望んだタイプの全米大ヒット作品ある。
最大の見所は、全米で唯一、記録として残る悪霊の仕業とされる殺人事件を真実の物語として映画化したという点。この謎の出来事に関しては、20以上の関連書物が発行されており、“アメリカの祟り”としてあまりにも有名である。
主演は『パフューム/ある人殺しの物語』(07)でヒロイン役に大抜擢、今世界で最も注目度の高い女優、レイチェル・ハード=ウッド。
共演にはキーファー・サザーランド(『24』)の父親でありベテラン大俳優のドナルド・サザーランド、母親役にはホラー・ファンの間では伝説の女優、シシー・スペイセク(『キャリー』)。撮影は『ハムナプトラ』シリーズのエイドリアン・ビドル、監督は『ダンジョン&ドラゴン』のコートニー・ソロモン。注目は特殊効果のニック・アルダー(『エイリアン』『スターウォーズ 帝国の逆襲』)、彼が手掛けた、夜な夜な
見えない何者かに美少女が襲われるポルターガイスト現象のビジュアル化は、圧倒的であり、見る者全てを凍てつかせる出来ばえだ。

【STORY】
テネシー州の古い屋敷に住む少女ジェーン(レイチェル・ハード=ウッド)は、毎夜悪夢にうなされていた。母エリザベスが屋根裏で見つけた古い手紙によると、この家には恐ろしい秘密が隠されているという。1818年この家の主人ジョン・ベル(ドナルド・サザーランド)は、地元の名士として妻ルーシー(シシー・スペイセク)や子供たちと幸せに暮らしていたが、隣人バッツとの間で土地のトラブルが起こり、彼女の恨みを買ってしまう。魔女と噂されるバッツは、ジョンと娘ベッツィー(レイチェル・ハード=ウッド/一人二役)の災難を予言する。しばらくしてベル家に奇妙な出来事が起こり始める。それが悪霊の仕業ではないかと怖れおののくジョンから相談を受けたベッツィーの
教師パウエルは、悪魔の存在を信じられず、犯人を突き止めようとするが・・・・。

◆監督・制作&脚本:コートニー・ソロモン
◆製作総指揮:ジギー・カマサ&サイモン・フランクス
◆原作:ブレント・モナハン
◆出演:レイチェル・ハード=ウッド、ドナルド・サザーランド、シシー・スペイセク、ジェームズ・ダーシー
◆配給:インターフィルム ⓒAN AMERICAN HAUTING PRODUCTIONS,LTD  
2005年/アメリカ/カラー作品/83分/ドルビーデジタル・ステレオ/言語:英語/16:9 LB シネマスコープ/DLP上映

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