若い世代を中心に男女を問わず、今熱い支持をあつめる作家・伊坂幸太郎の著書の中でも、もっとも映画化を熱望されていた「死神の精度」の映画版新タイトルが「Sweet Rain 死神の精度」に決定した。
本作品は、ミュージックをこよなく愛する死神(千葉)が死の判定対象となる人間と7日間を共にし、死か生かの判定をする、というユニークな設定で展開されるファンタジー。

主演は、死神=千葉役を金城武。藤木一恵役を小西真奈美、かずえ役を富司純子。
監督は、本作が劇場長編映画デビューとなる筧昌也。

人間の最期をプロデュースする、
それが、死神の仕事です。
 
職業 死神。
業務 7日間人間を観察し“実行”(死)か”見送り“(生かす)かを決めること。
名前 千葉 ———死神の名前はなぜか町名や地名。
特徴 雨と白い手袋と黒い犬———この死神は雨男
趣味 ミュージック鑑賞。
 
千葉(金城武)が現れるのは、人間が不慮の死を迎える7日前。7日間の観察期間の後“実行=死”か、“見送り=生かす”かを判定するのが彼の仕事。 仕事はさっさと済ませ、CDショップで“人類最大の発明品“として愛するミュージックを試聴するのが彼の最大の楽しみ。そんな彼の職業は・・・・死神。今日も雨の中、彼は待っていた。7日後に死を遂げることになっている新しいターゲットをーー藤木一恵(小西真奈美)。27歳。とあるメーカーの苦情処理係。仕事を終え疲れ果てた彼女が会社から出てきた。さあ、仕事の始まりだ・・・・
 
金城武、死神役に初挑戦 – – – 死神なのにこわくない。死神なのにカッコいい。
 
人間界に現れるときはなぜかいつも雨という風変わりな死神、千葉を演じるのは本作が6年ぶりの日本映画出演となる国際俳優の金城武。一見クールだが、どこか天然という新しい死神像を、独特の超然とした佇まいで、ときにチャーミングに、ときにユーモラスに演じきる。物語は、過去・現在・近未来を舞台に展開。時代にあわせて変わっていく、死神、千葉のルックスも見所のひとつ!
 
ついに映画化実現。伊坂ワールドの魅力全開!
原作は、若い世代を中心に今最も熱い支持を集める作家、伊坂幸太郎の「死神の精度」(文藝春秋刊)。断り続けてきた映画化のオファーを、金城武が主演ならばと快諾したという。死神の判定対象となる登場人物に、小西真奈美、富司純子。監督は、ファンタジーとユーモアにあふれる独特な作風で今、日本映画界が注目する筧昌也。前作「美女缶」は、国内外の映画祭に招待され話題を呼んだ。本作は待望の初長編となる。2008年3月、見る者の心をSweetに揺さぶる爽やかなエンターテインメント作品が、ここに誕生する。
 
 
雨男、しかも死神。  
監督:筧昌也
キャスト:金城武、小西真奈美、富司純子
   
「Sweet Rain 死神の精度」
2008年3月<春休み>、丸の内プラゼール他全国ロードショー
http://www.shinigaminoseido.jp

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