直木賞受賞、63万部の大ベストセラーとなった唯川恵の恋愛小説の映画化、『肩ごしの恋人』が第20回東京国際女性映画祭に出品されるのに際し、イ・オンヒ監督が10月下旬に来日することになりました。

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<映画『肩ごしの恋人』>

たとえ不倫でも恋愛は恋愛、とシングルライフを楽しむ写真家のジョンワン(イ・ミヨン)と、女の幸せはお金持ちとの結婚、とマダムライフを楽しむヒス(イ・テラン)。ある日ジョンワンの部屋に、夫の浮気で家を飛び出した親友ヒスが転がりこんでくる。
恋人の妻がだんだん気になりだすジョンワンと、夫の若い浮気相手に敵対心を燃やすヒス。二人はそれぞれの気持ちの揺れを時にぶつけ合い、ときに見せまいとする・・・。正反対な性格の幼馴染の親友同士が、それぞれの恋と友情を通して前に進んでいく、さわやかな女性応援ムービー!

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イ・オンヒ 監督プロフィール

 1976年生まれ。韓国芸術総合学校映像科の第1期生として学ぶ。
監督デビュー作『アメノナカノ青空』で、新人らしくない繊細で独特な演出力とその感覚的な映像で好評を博したイ・オンヒは、大ベストセラー小説『肩ごしの恋人』映画化にあたって監督に抜擢された。31歳の独身女性である彼女は、まるで自分自身の話をするかのように、30代の女性たちが仕事と恋愛、結婚に対して抱く感情を忠実に、かつ力強く描き出した。女性監督特有の纎細な演出と感覚的な映像が光る『肩ごしの恋人』は、まるで仲の良い友達の恋愛を見ているかのような共感を呼び起こす。
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監督:イ・オンヒ(『アメノナカノ青空』)
原作:唯川恵(「肩ごしの恋人」集英社文庫刊)
キャスト:イ・ミヨン(『純愛中毒』『タイフーン』)/イ・テラン(TV 「噂のチル姫」)

11月23日(金・祝)より
お台場シネマメディアージュほかにて全国ロードショー

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