「日本一泣ける4コマ漫画」として絶賛される業田良家原作の「自虐の詩」。
 この傑作漫画が、『ケイゾク』、『トリック』などで独特の世界観を作り出してきた堤幸彦監督のもと、主演に中谷美紀、阿部寛というこれ以上ないキャストを迎え、遂に奇跡の映画化を果たしました。
 母の顔は知らず、父は銀行強盗、小さいころから苦労を重ねてきた薄幸の幸江と、仕事もせず気に入らないことがあるとすぐにちゃぶ台をひっくり返すダメ男・イサオとの一風変わった愛の物語をユーモラスに描き、ギャグや小ネタ、ぶっとびCG満載の中に、幸も不幸も乗り越えた人生の真実を描き出しています。

 このたび、10月20日から開幕する第20回東京国際映画祭で、『自虐の詩』が特別招待作品として上映されることが決定いたしました! 中谷美紀の出演作品は、ここ数年、『壬生義士伝』(02)、『約三十の嘘』(04)、『力道山』(05)、『7月24日通りのクリスマス』(06)など、ほぼ毎年上映されることになり、今年もまた大きな話題を呼ぶことが予想されます。

 また、この映画のポスターを、常に話題性のある作品をつくり続ける写真家・篠山紀信氏が撮り下ろしました! 中谷美紀演じる幸江と、阿部寛演じるイサオの2ショットなどを、本編撮影開始前に劇中衣裳で撮影。本作の製作陣が、「幸江とイサオのキャラクターの魅力を一枚の写真で表現できるのは篠山紀信氏しかいない」と考えオファーしたところ、篠山氏も快諾。実現に至りました。幸江とイサオの、堤幸彦版・平成「夫婦善哉」を見事なまでに表現したポスターにご期待ください!

★『自虐の詩』公式サイト
http://www.jigyaku.com/

10月 渋谷シネクイント、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー

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