9月上旬に現代企画室よりフランセスク・エスクリバノ著「サルバドールの朝」原作本の出版が決定致しました。

「サルバドールの朝」
(原題:Cuenta Atras La historia de Salvador Puig Antich)

著者: フランセスク・エスクリバノ
翻訳: 潤田順一
出版: 現代企画室
ISBN: 4-7738-0709-1 C0036
予価2200円+税
発行年月: 2007.9

フランコの独裁体制が末期を迎えていた1970年代前半のスペイン、バルセロナ。反体制グループに所属するサルバドール・プッチ・アンティックは誤って警察官を射殺したことにより、死刑を宣告される。激動の時代を生きたサルバドールの短い生涯を、彼を知る人々からの聞き書きによって描いたノンフィクション。

著者:フランセスク・エスクリバノ(Francesc Escribano)

作家、ジャーナリスト、大学教授。主にテレビの分野で活躍し、様々な番組制作に携わってきた。2000年にはジャーナリズムのナシオナル大賞を受賞、2004年にはテレビシオン・デ・カタルーニャ(カタルーニャ地方のテレビ局)の最高責任者に任命されている。作家としては、ペドロ・カサルダリガ司教についてのドキュメンタリー『Descalzo sobre la tierra roja』でGaziel賞を受賞している(1998年)。

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