北京オリンピックの開催を来年に控え、大きく変貌している中国。歴史の荒波に揉まれてきたこの国を、映画は様々に映し出します。近年では急激な経済発展の光と影が大きなテーマになってきました。映画を通して隣国の素顔に迫るこの全貌シリーズ、今回は装いも新たに会場を新宿に移し、74本を上映します。
新作は、高価な翡翠をめぐり拝金主義に取りつかれた3組の泥棒と、生活に疲れた中年警備員が四つどもえの攻防を繰り広げ、近年最大のヒットを記録した話題作『クレイジー・ストーン 〜翡翠狂騒曲〜』。
そして文化大革命の荒廃から経済大国への道を切り開いた英雄の公式実録ドラマ『?小平』の2本となります。
その他、今回は昨年の大ヒット作『蟻の兵隊』も上映し、7月27日には池谷薫監督自らが著した「蟻の兵隊 日本兵2600人山西省残留の真相」が新潮社から発売されます。
これを記念して、8月24日(金)の『蟻の兵隊』上映後池谷薫監督にご来場いただき、映画『蟻の兵隊』、本「蟻の兵隊 日本兵2600人山西省残留の真相」について様々な角度から語ってもらう予定です。
なお、当日は11:00〜『蟻の兵隊』の上映⇒12:41〜池谷監督舞台挨拶⇒13:40〜『延安の娘』(池谷薫監督作)というプログラムが組まれています。
※『延安の娘』は別料金、『蟻の兵隊』とは入替制となっております。

舞台挨拶日時
8月24日(金)『蟻の兵隊』上映後(12:41〜13:00)を予定

【中国映画の全貌2007】
7月21日(土)〜9月7日(金)新宿K’s cinemaにて開催

公式サイト
http://www.ks-cinema.com/schedule.html

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