ちいさなひとのえいががっこうでは、今週末6月3日(日)9:30より、ラピュタ阿佐ヶ谷および杉並区立中央図書館にて「親子で映画館遠足〜月光仮面登場!」(http://yaplog.jp/eigagakkou/)を実施いたします。
今回は、図書館で簡単な授業を行ったあと、懐かしい街頭紙芝居を体験、遠足らしく映画館まで歩いて移動、ただいまラピュタ阿佐ヶ谷で開催中のSP特集から「月光仮面」を二本立てで鑑賞、と盛りだくさんの企画です。

「映画を親子で楽しもう!」と企画したこのイベント、子ども、保護者、スタッフそれぞれにとっても初めての体験でいっぱいになることと思います。
当日は、現役の街頭紙芝居師による「街頭紙芝居とは?」の授業や、普段は入ることのできない「映写室見学」なども行います。

6月3日(日) 午前9時半スタート! (15時30分頃終了予定)
場所:ラピュタ阿佐ヶ谷(映画をみます)
住所:東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-12-21
(JR中央線・総武線 阿佐ヶ谷駅 北口より徒歩2分)
電話番号:03-3336-5440
杉並区立中央図書館、読書の森公園(紙しばいをみます)
住所:東京都杉並区荻窪3-40-23
(JR中央線・総武線、地下鉄丸の内線 荻窪駅 南口より徒歩10分)
電話番号:03-3391-5754
■ 上映作品:「月光仮面」(51分)、「月光仮面 第二部絶海の死斗」(52分)
 昭和が生んだ、最初で最高のテレビヒーロー、月光仮面を2本立てで上映します。「♪どこの誰かは知らないけれど〜」 50年にわたり愛され続けてきた月光仮面を、スクリーンで観られる貴重なチャンスです! 子どもから大人までが楽しめるプログラムです。 上映前には月光仮面について知るための授業と、現役52年・街頭紙芝居師の永田為春さんによる「月光仮面」の紙しばいの実演もあります。

■ 当日プログラム(予定):*雨天決行
9時15分 中央図書館へ集合、9時30分 開始
1. 「月光仮面」を知っていますか?
– 参考映像を用いながら、当時の様子を解説します。
2. 街頭紙芝居「月光仮面」実演と、お話
– 紙しばいのおじさんが駄菓子を実演販売してくれます!
 ラピュタ阿佐ヶ谷へ徒歩移動(約30分)
3. 劇場スタッフによるおはなし
‐「映画館でのお約束」
‐「映画館のお仕事とは」
4. 作品上映(2作品)
途中、お弁当タイムあり、お弁当を持参ください。
 15時30分頃 JR阿佐ヶ谷駅で解散
*参加してくれたみんなに「お楽しみプレゼント」つき。

■参加費用:
大人1,400円、子ども600円 (傷害保険料実費含む)
■集合場所:
杉並区立中央図書館 地下1階・視聴覚ホール 午前9時15分
(途中からの参加は出来ません)
■対象年齢:
2歳-12歳向け(保護者の付き添いが必要です)
■募集定員:
10組 (先着順、ただし定員に達し次第締切)

■参加は申し込み制です
応募方法
参加者全員(大人と子ども)のお名前・年齢・電話番号・住所*を明記し、下記までメールでお申し込みください。受付後、返信いたします。
Eメール: eigagakkou@hotmail.co.jp
*「映画館遠足」は親子での参加を原則とします。子どもたちのみ、または子どもたちの引率や付き添いでない成人の方の単独でのお申し込みはご遠慮下さい。
*対象年齢はあくまでも目安です。
*途中からの参加は出来ません。
*雨天決行。
*昼食をご用意ください。
*傷害保険は、遠足参加中の万が一の事故による怪我の治療費等を補償するもので、大人・子ども問わず参加者全員に加入していただきます。
*申し込み時にいただきます個人情報は、傷害保険への加入、今後の「ちいさなひとのえいががっこう」の活動に関する御案内の目的にのみ利用することとし、第三者への提供、その他の目的には使用いたしません。

■ 上映プログラムについて
1.「げっこうかめん」
… “エイチオージョーはつばくだん”をてにいれんとするあくのかいじん・どくろかめんに、せいぎのみかた・げっこうかめんがたちむかう!
●同年2月にテレビ放送が始まり、一躍ブームとなった少年少女活劇の映画化。川内康範原作・脚本。
●1958年(昭和33年)51分
●監督/小林恒夫
●出演/大村文武、峰博子、小宮光江、佐々木孝丸、宇佐美淳也、柳谷寛
2.「げっこうかめん ぜっかいのしとう」
…どくろかめんは、なかやまはかせをゆうかいし、せっけいずがかくされているしまのどうくつへ。げっこうかめんとどくろかめんのさいごのたたかいがはじまる…。
●1958年(昭和33年)51分
●監督/小林恒夫
●出演/大村文武、峰博子、小宮光江、佐々木孝丸、宇佐美淳也、柳谷寛

■街頭紙芝居師プロフィール
永田為春(ながた ためはる)
東京都江戸川区在住、78歳。いまでは珍しくなった街頭紙芝居師として52年にわたり活動している。現在でも、自転車の荷台に紙芝居用の舞台を付けて、紙芝居師の衣装に身を包み、当時の手描きの紙芝居を演じるという昔ながらのスタイルを守っている。帝国ホテルや全国各地のイベントで精力的に活動を続けている。
■街頭紙芝居とは…
いまでも図書館などにある教育目的の紙芝居とは違い、公園や神社などの屋外を回り、拍子木を打ち鳴らして地域の子どもたちを集め、演じていた大衆芸能のひとつ。集めた子どもに水飴や駄菓子などを販売して、昭和20年代〜30年代には大変な人気を集めた。描き手、語り手ともに世俗を取り込み、映画や漫画などの表現とも密接に関わっていた。
■保護者のみなさんへ
 「ちいさなひとのえいががっこう」は「映画を勉強しよう!」をコンセプトに、子どもも親も一緒になって映画を楽しめる場を作りたい、とボランティアの有志が集まって活動を始めたサークルです。2005年春から活動を始めてこれまでに「こどもえいがかい」を16回開催してきました。
 これからもいろいろな映画上映会で映画を楽しんだり、近くの映画館へ遠足に行ったり、映画の作り方の秘密を知るためのワークショップを企画しようと考えています。活動の内容についてはブログをご覧ください。
<ちいさなひとのえいががっこう: http://yaplog.jp/eigagakkou/ >
■「親子で映画館遠足」について
「ちいさなひとのえいががっこう」では、これまでに2回の「映画館遠足」を実施しました。
「親子で映画館遠足」は、以下のような目的で行う企画です。
・ 観る楽しみ
ひとつの素晴らしい映画をたくさんの人と一緒にスクリーンで観る楽しみ。
・ 知る楽しみ
「映画がどうやって作られるのか」「映画に描かれている背景」を知り、また「映画館とはどんなところか」を知る楽しみ。
・ 映画を通じた交流
みんなでお出かけする「遠足」の楽しみ、映画で増えるお友だち。

「まだ子どもが小さいから、映画館に連れていくのはちょっと・・・」あるいは「子どもに映画を見せたいと思うけど、何を見せたらいいのか選べない」という保護者の方々がお子さんと一緒に映画館に足を運び、お家に帰ってからも一緒に見た映画についてお子さんとお話するきっかけになることができれば、と考えています。子どもたちにとって素敵な思い出になることを願います。
■お問い合わせ
Eメール: eigagakkou@hotmail.co.jp

主催:ちいさなひとのえいががっこう
共催:杉並区立中央図書館/ラピュタ阿佐ヶ谷