2005年に設立された初の国立大学院映像研究家、東京藝術大学映画大学院映像研究科第1期生の映画10作品の上映が決定した。黒沢清監督・北野武監督ゼミ実習課題作品『新訳:今昔物語』(協賛:モブキャスト)、2007年カンヌ国際映画祭・批評家週間日本代表に選出された『兎のダンス』『from DARK』を含む修了制作作品を一挙上映。5月25日〜6月1日の「新訳:今昔物語」と5月12日〜24日の修了作品公開と合わせて、5月12日(土)〜6月1日(金)の期間、≪藝大映画週間≫ として藝大馬車道校舎&ユーロスペースにて公開される。
映像業界のプロフェッショナルから指導を受け、監督・脚本・製作・撮影・美術・録音・編集の各専門分野を実践的に学んだ、初の国立機関の映像学科出身の映画監督たち期待の作品展。
≪藝大映画週間≫前売り券は、ユーロスペース・藝大馬車道校舎運営室にて販売中。『新訳:今昔物語』・修了制作展共通の一回券500円、四回券1500円(複数人数での使用など自由)。当日券600円 は各上映会場にて販売。
お問い合わせ:藝大馬車道校舎運営室 電話 050−5525−2682
ホームページ: http://www.fnm.geidai.ac.jp/eiga_shuryoten/
                           
【上映作品概要】
『新訳:今昔物語』 東京藝術大学大学院映像研究科黒沢清・北野武ゼミ作品 
オムニバス作品  88分・16mm撮影・ビデオ上映
『Wrestler Jeanne』渡辺裕子監督         『女の事情』月川翔監督
『見通しの良い道』大門未希生監督  『渚にて』加藤直輝監督
◆5月25日(金)〜6月1日(金) 渋谷・ユーロスペース レイトショー
『東京藝術大学大学院映像研究科第一期生修了制作展』 中・長編 6監督6作品
『A Bao A Qu』加藤直輝監督 85分・35mm    『エイリアンズ』渡辺裕子監督 35分・HD
『from DARK』大門未希生監督 61分・35mm   『CREEP』酒井耕監督 52分・35mm
『兎のダンス』池田千尋監督 41分・HD      『心』月川翔監督 64分・HD
◆横浜 5月12日(土)13日(日)東京藝術大学馬車道校舎大視聴覚室  
みなとみらい線馬車道駅5番出口真上の左、旧銀行跡地   
東京 5月19日(土)〜6月1日(金)渋谷・ユーロスペース(レイトショー)  
渋谷・東急文化村前、松涛郵便局信号左折
■東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻について
平成17年4月に設置された、日本初の国立の映画教育機関。国際的に流通しうる物語を基礎とした映像作品を創造するクリエーター、および高度な専門知識と芸術性を併せもつ映画制作技術者を育成することを目的としている。横浜は馬車道の歴史的建造物を改築した校舎は街のランドマークの一つ。

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