この度、キューバ映画祭2006を12月9日(土)ー15(金)渋谷ユーロスペースにて開催する運びとなりました。

2006年12月9日(土)−15日(金) 会場:渋谷ユーロスペース

http://www.action-inc.co.jp/cuba/

主催:キューバ映画祭実行委員会 後援:駐日キューバ大使館/キューバ国立映画芸術産業庁(ICAIC) 協力:東京国立近代美術館フィルムセンター/
国際シネマ・ライブラリー/(株)パイオニア映画シネマデスク/シネカノン/アルシネテラン/(株)アオラ・コーポレーション/(株)インタースペイン

カリブ海の真珠と言われるキューバ。今年は、カストロ議長が80歳を迎え、12/2は、革命時にカストロやゲバラが乗った「グランマ号」のキューバ上陸
50周年と記念すべき年にあたります。これを記念して、これまで日本国内で紹介されてきた作品を中心に、多々名作が生み出されてきたキューバ映画を特集
上映することになりました。また、オープニングにはキューバ不朽の名作『低開発の記憶(仮)』、クロージングにはオリバー・ストーン監督自らカストロ議
長にインタビューした『COMANDANTE(原)』を本公開に先駆けプレミア上映致します。

*オープニング・プレミア
『低開発の記憶(仮)』
監督:トマス・グティエレス・アレア 1968/DV/モノクロ/104分
1961年、煩わしい妻や家族らが出国する中「これで小説が書ける」とひとりハバナに留まる決意をした資産家セルヒオ。経済的にも精神的にも「低開発」
だとキューバを傍観していた彼は、社会と人々が変化して行く中で、すがるように人生の記憶を辿りはじめる。ピッグス湾からミサイル危機までの社会背景を
映し出す貴重なドキュメンタリー映像も織り込まれたキューバ不朽の名作。2007年ユーロスペースにて公開 

*クロージング・プレミア
『COMANDANTE(原)』
監督:オリバー・ストーン 2003/35ミリ/カラー/100分
ハリウッド屈指の社会派監督オリバー・ストーン監督と“社会主義国唯一の成功者”カストロ議長との1対1の真剣勝負。ケネディ大統領暗殺やミサイル危機
などから私生活に及ぶまで、包み隠さず曝け出しCOMANDANTE(司令官)であり続けるカストロ議長の本当の姿に迫るドキュメンタリー。2003年
ベルリン国際映画祭パノラマ部門正式出品ほか 2007年ユーロスペースにて公開 

<他上映作品>
『苺とチョコレート』『天国の晩餐』監督:トマス・グティエレス・アレア 
『バスを待ちながら』監督:ファン・カルロス・タビオ 
『ハローヘミングウェイ』『永遠のハバナ』監督:フェルナンド・ペレス 
『ルシア』監督:ウンベルト・ソラス 
『フルカウント』監督:ローランド・ディアス 
『キノスコピオ・シリーズ』監督:ファン・パドロン
『フィルミヌート・シリーズ』監督:フアン・パドロン、マリオ・リバス他

<入場料金> 
前売 1回券1,300円 3回券3,600円
*前売3回券は劇場窓口のみ販売、複数人数での使用可能、OPENING/CLOSING作品には使用不可

お問い合せ:映画祭事務局[アクション内]
電話:03−3770−3936