映画『クリムト』(10/28(土)〜Bunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座ほか)の公開を記念して、劇中で使用した本物の衣装の展示を下記の通り行います。グスタフ・クリムト本人がデザインを手がけた衣装の再現など、絢爛豪華な世界観を生でお楽しみいただける貴重な機会です。

①期間:10/21(土)〜11/3(金・祝)
場所:箱根ラリック美術館
②期間:11/5(日)〜11/15(水)
場所:渋谷・東急本店1F正面特設コーナー

劇中でヴェロニカ・フェレ演じるミディ(エミーリエ・フレーゲ)が着用した衣装・帽子3点を展示予定!

映画『クリムト』
実在した天才画家、グスタフ・クリムトの後半生を通して、19世紀末ウィーンの絢爛豪華な時代背景や文化を描く。その見所のひとつは、何といっても絢爛豪華なモードファッション。女性をコルセットの呪縛から解放したエミーリエ・フレーゲが作り上げた当時のドレスは、まさに時代の最先端にいた。本作では、それらの衣装を丁寧に再現し、作品を彩っている。

*エミーリエ・フレーゲ(1874-1952)
ウィーンで建築物装飾のための石材工場を経営する家庭に生まれる。1905年、高級モード・サロン「カーサ・ピッコロ」を開く。それは、インテリアにヨーゼフ・ホフマンとコーロー・モーザー、調度品一式をウィーン工房、ショップカードをクリムトが手がける、という贅沢なものであった。彼女は新しいトレンドを追求し続け、コルセットを脱ぎ捨て女性が精神的に自立し始めたころ、彼女はまさに時代の先駆けとなった女性である。

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