奥行き感のあるクリアな3D映像を実現

日本テキサス・インスツルメンツ(本社:東京都新宿区、社長:山崎俊行、略称:日本TI)とブエナビスタインターナショナルジャパンおよび株式会社イクスピアリ(本社:千葉県浦安市、代表取締役社長:浅妻信弘)は、新作映画「チキン・リトル」(12月17日先行上映、12月23日全国公開、マーク・ディンダル監督、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ製作、ブエナビスタインターナショナルジャパン配給)がAMC イクスピアリ 16(浦安市舞浜)においてDLP Cinema(R)によるディズニーデジタル3-D(TM)版にて上映すると発表しました。デジタル・シネマの3D上映は、国内では12月17日先行上映が初めてとなります。

DLP Cinema(R)による「チキン・リトル」ディズニーデジタル3-D(TM)版は、今年11月から全米84の映画館で上映され、通常より多くの観客が3-D(TM)版を鑑賞するなど非常に好評を博しています。従来のフィルムを用いた上映では3D映写に左右2台のプロジェクターが必要でしたが、ディズニーデジタル3-Dシネマの上映はDLP Cinema(R)プロジェクター1台で可能です。このためピント合わせも不要で、画像のズレやブレがほとんどなく、奥行き感にすぐれたクリアな3D映像を実現します。

TIのDLP Cinemaテクノロジーは、フィルムを使用せず、デジタル・プロジェクターで映画を上映する、デジタル映写技術です。オリジナルに忠実な色合い、高い輝度とコントラスト比、高精細な映像を実現します。また、ロングラン上映でも公開初日と変わらない安定した画質を提供します。さらに、TIのDLP Cinema(R)テクノロジーはディズニースタジオが伝統とテクノロジーを融合し、アニメーションの究極表現を実現した「チキン・リトル」の3D版に貢献しています。

DLP Cinema(R)テクノロジー
テキサス・インスツルメンツが開発したDLP(R)技術をベースに、特に映画業界のニーズに合うよう最適化したデジタル上映テクノロジーです。
1999年6月に世界で初めて「スター・ウォーズ エピソード1」がデジタル上映されたのをはじめとしてDLP Cinema(R)テクノロジーは既に世界の2,000万人を超える観客に鑑賞されています。これまで「オペラ座の怪人」「シュレック」「シュレック2」「ファインディング・ニモ」「コラテラル」「スター・ウォーズ エピソード2」など140本以上の映画がDLP Cinema(R)上映されました。現在、全世界で29カ国に420台以上のDLP Cinema(R)映写機が設置されており、今後さらに増設される予定です。DLP Cinema(R)に関する情報はインターネットでも発信しています。http://www.dlpcinema.com/jp

*DLPおよびDLP Cinemaはテキサス・インスツルメンツの登録商標です。その他の製品および名称はそれぞれの所有者の商標もしくは登録商標です。

【テキサス・インスツルメンツおよび日本テキサス・インスツルメンツについて】
テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称: TI)は、グローバルな半導体企業であり、デジタル家電、ワイヤレス市場などに向けたDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)とアナログICを中核とするトータル・ソリューションを提供しています。そのほか、S&C(センサーズ&コントロールズ)事業、E&PS(教育関連)事業を展開、世界25ヶ国以上に製造・販売拠点を持っています。

日本テキサス・インスツルメンツ(本社:東京都新宿区、社長:山崎俊行、略称:日本TI)は、テキサス・インスツルメンツの子会社で日本市場における大手の外資系半導体サプライヤです。資本金は362億5,000万円です。大分県日出、静岡県小山、茨城県美浦に生産工場があり、茨城県つくばと神奈川県厚木にテクノロジー・センターがあります。

TIに関する情報はインターネットでも発信しています。(http://www.tij.co.jp