6月の「ドイツ映画祭2005」に続き、「日本におけるドイツ年」の映画企画第2弾として、ドイツを代表する巨匠、フリッツ・ラング(1890−1976)とF.W.ムルナウ(1888−1931)の2人に焦点を当て、そのドイツ時代のサイレントの秀作を上映します。ドイツを中心に、世界中のフィルム・アーカイヴが国際的な協力によって復元した20世紀の文化遺産をスクリーンで見ることのできる、貴重な機会となります。上映作品はすべて、ドイツのサイレント期を中心に映画保存、復元をしているムルナウ財団からの提供です。作品によって映写速度を20コマから24コマまで変えて当時と同じ上映環境をめざします。後にハリウッドで活躍する二人の巨匠が、既にドイツ時代に到達していた映画芸術の至宝の輝きが繰り広げられる10日間です。上映は各作品2回、サイレントとピアノ演奏付きの両方でお楽しみいただけます。
 
●主催:朝日新聞社 東京ドイツ文化センター
●会期・会場:2005年9月10日(土)〜19日(月・祝)
       有楽町朝日ホール 東京都千代田区有楽町2−5−1
●入場料金:(前売)演奏付き2000円/演奏なし 1600円 ※8月6日(土)発売開始
      (当日)演奏付き2200円/演奏なし 1800円 ※5回券やパスポート券なども発売予定
●一般お問い合わせ:03−3265−1979

詳細はこちらの公式ページへ→http://www.asahi.com/event/lm