昨年、公開されたドキュメンタリー映画「タカダワタル的」。その主役であるフォーク歌・高田渡さんが16日、心不全のため北海道釧路市内の病院で亡くなった。56歳。
北海道でのライブを公演中で、終了後に、倒れ入院、帰らぬ人となった。
 60年代末から岡林信康さんらと関西フォークの中心的存在として活躍し、代表作に「自衛隊に入ろう」などがある。昨年、タナダユキ監督によって、高田渡のアパートにも押しかけ24時間定点撮影、俳優・柄本明がナビゲーターとして作品が完成。
 昨年のテアトル新宿での公開では、ライブ付、上映で、連日、満員の観客で劇場は埋まった。
今年の4月30日より吉祥寺バウスシアターでのアンコール上映が決定しており、30日には、タナダユキ監督の舞台挨拶が予定されている。

□作品紹介
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