ワーナー・ホーム・ビデオは、8月6日発売の『MUSA−武士—』を第一弾として、アジア映画作品のパッケージレーベル「SPICY ASIA」(スパイシーアジア)を発足させると発表した。

ワーナー・ホーム・ビデオは、これまでワーナー・ブラザースの映画作品を中心にリリースしてきたが、アジア映画界が活発になりつつある現在、良質な作品を厳選して日本向けに紹介していく事を決め『SPICY ASIA』レーベルを発足することにした。

ライン・ナップ第1弾は8月6日発売『MUSA−武士—』で、およそ600年前の中国を舞台に、偶然の出会いから「敵の姫」を守る使命を受けた高麗の武士たちと、追撃する元軍との壮絶な戦いを描いたアクション超大作。企画から完成まで5年間、日韓中300名のスタッフを動員し、中国大陸1万キロに及ぶオールロケーションで製作された。運命の鍵を握る姫役に、ハリウッドでも大活躍のチャン・ツィイー。姫を救う武士に、日本でもブレイク寸前のチョン・ウソンとチュ・ジンモ。そして百戦錬磨の武士を演じる韓国の国民的スター、アン・ソンギ(「シルミド」)。「始皇帝暗殺」「HERO—英雄—」、そして「LOVERS」を手掛けるフォ・ティンシャオが築き上げた美術セットを背景に、写実的で華麗なリアル・アクションがほとばしる。さらに日本で有数の現代音楽家で、『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版』ので知られる鷺巣詩郎が奏でるサウンドトラックが、観る者の感情を最大限に引き上げる。韓国で210万人を動員する大ヒットを記録し、日本でも2003年12月から全国順次公開された。

『MUSA−武士—』のほか、同日発売で、韓国清純派女優チョン・ドヨンが初全裸ヌードで話題騒然の『ハッピーエンド』、第2弾として8月27日には、『ブラザーフッド』のチャン・ドンゴンと、仲村トオル主演で、韓国映画史上、最大級のSFアクション巨編『ロスト・メモリーズ』、韓国版「羊たちの沈黙」とも言うべき『H[エイチ]』と、超大作、話題作を揃え連動プロモーションを行う。