なぜ、平凡な少年が殺人を犯してしまうのか・・・・・・。
この度、青少年による信じ難い事件が頻発する”今”を独特の視点で切り取り、その心に突き刺さるテーマで2003年サンダンス映画祭を熱狂させたケヴィン・スペイシー製作、『16歳の合衆国』の初日が、上記とおり決定しました。

なぜ、16歳の少年リーランドは、恋人の弟を殺したのか?

 「あの日の事は憶えていない。嘘じゃなく、本当に憶えていないんだ。」

 リーランドは16歳の少年。彼の恋人ベッキーには知的障害を持つ弟ライアンがおり、リーランドもいつも面倒をみたり遊んだりしていた。ところがある日突然、リーランドはライアンを刺し殺してしまう。彼はなぜ、恋人の弟を殺してしまったのか・・・・・・?

 心の闇をさらけ出すかのように青少年による信じ難い事件が頻発している現代。平凡な16歳の少年リーランドが犯してしまった事実。青春の痛み。
理解し難いようで実は誰の心にもある弱さ、危うさ。しかもラストに待ち受ける思いもよらない衝撃。単に犯罪の理由を解明するのではなく、今を生きる我々に1つの問いを投げ掛ける青春映画が誕生いたしました。

 監督・脚本:マシュー・ライアン・ホーグ/製作:ケヴィン・スペイシー/
 バーニー・モリス/パーマー・ウェスト/ジョナ・スミス
 音楽・ジェレミー・エニック/挿入曲:ピクシーズ
 出演:ドン・チードル/ライアン・ゴズリング/クリス・クライン/
 ジェナ・マローン/レナ・オリン/ケヴィン・スペイシー
 2003年アメリカ/サウザンド・ワーズ=メディア8エンタテインメント提供/
 トリガー・ストリート制作/カラー/1時間44分/ヴィスタサイズ/
 ドルビー・デジタル/日本語版字幕:松浦美奈/配給:アスミック・エース

□公式サイト
http://www.16sai.jp/