☆☆☆ イオセリアーニに乾杯! ☆☆☆
   オタール・イオセリアーニ映画祭

ほほ笑みながら眺めてみれば、人生はこんなにおもしろい。

『月曜日に乾杯!』『素敵な歌と舟はゆく』の大ヒットによって、一躍その名を日本に知らしめたグルジア出身の名匠オタール・イオセリアーニ。
ノンシャランと軽やかな空気が漂うその独特の作風で、熱狂的ファンが今も増え続けています。
このたび本邦初公開となるデビュー作『四月』をはじめとする選りすぐりの作品を「イオセリアーニに乾杯! オタール・イオセリアーニ映画祭」と題して、6月、渋谷シネ・アミューズにてロードショーいたします。

上映作品は、文明社会に振り回される新婚カップルの姿を音と映像だけでコミカルに描く『四月』、仕事にも女にもだらしないのに憎めない、『勝手にしやがれ』のJ・P・ベルモンドを彷彿とさせる愛すべきだめ男の慌ただしい毎日を描いた“グルジア風ヌーヴェルヴァーグ”とも言うべき傑作『歌うつぐみがおりました』、フランスの古い城館に暮らす二人の粋な老婦人の生活をユーモラスに綴った『蝶採り』、イオセリアーニが祖国グルジアの歴史を荒唐無稽なおとぎ話に仕立てた『群盗、第七章』の、いずれもこれが日本初公開となる4本と、大ヒット作『月曜日に乾杯!』『素敵な歌と舟はゆく』の全6本。

【イオセリアーニに乾杯! 上映作品】
『四月』 1962-2000年<復元版>/グルジア/モノクロ/48分 
『歌うつぐみがおりました』1970年/グルジア/モノクロ/82分  
『蝶採り』1992年/フランス=ドイツ=イタリア/カラー/118分 
『群盗、第七章』1996年/フランス=スイス=イタリア=ロシア=グルジア/カラー/122分  
『素敵な歌と舟はゆく』1999年/フランス=スイス=イタリア/カラー/117分  
『月曜日に乾杯!』2002年/フランス=イタリア/カラー/127分

6月、渋谷シネ・アミューズにてロードショー

□公式サイト
http://www.bitters.co.jp/otar