ビターズ・エンドは、韓国の奇才ホン・サンス監督最新作『気まぐれな唇』を、2004年1月下旬より、テアトル新宿にて公開いたします。

【解説】
ちょっとばかり名の知れた俳優ギョンスは、期待していた映画を下ろされてしまい、あてどない旅に出る。旅先で出会う2人の女──積極的にアプローチしてくるキスの上手いダンサー・ミョンスク、猫のようにスルリとすり抜けるミステリアスな女・ソニョン。1週間の旅の中で生まれては消える2つのロマンス。男と女の愛の駆け引きがスリリングに、そしてユーモラスに展開する。
監督は、この春これまでの作品がパリで同時公開され、現在フランスとの合作で新作を撮影中と、その動向が今まさに世界で注目されいる韓国の奇才ホン・サンス。キム・サンギョン(『メモリー・オブ・マーダー/追憶の殺人(原題)』)をはじめとする次世代スターを起用し、ロマンスにおける”男の本性・女の本音”を、鋭い人間観察力で鮮烈に切り取ってゆく。批評家やマスコミの絶賛はもとより、粋な台詞で語られる男女の心模様は、若者たちから共感を呼び、本国で大ヒットを記録した。

監督・脚本:ホン・サンス(『豚が井戸に落ちた日』、『オー!スジョン』)
出演:キム・サンギョン(『メモリー・オブ・マーダー/殺人の追憶(原題)』)、チュ・サンミ、イェ・ジウォン
2002年/韓国/35mm/1:1.85/ドルビーSRD/115分/R-15
配給:ビターズ・エンド

http://www.bitters.co.jp/kimagure/