桃井かおりが初めて予告編ナレーションを担当
シネマパリジャン[リード・マイ・リップス][再見〜ツァイツェン、また逢う日まで]予告編のナレーションを大物女優に依頼

9月20日よりシネマライズにて公開される「リード・マイ・リップス」(シネマパリジャン/テレビ東京共同提供作品)の、劇場予告編、およびテレビスポットのナレーションを、女優の桃井かおり氏が担当している。この作品は、読唇術ができる孤独のOLとムショ帰りの男との、スリリングな恋愛関係を描いたもので、演じているエマニュエル・ドゥヴォスとヴァンサン・カッセルは、さながら桃井かおりと松田優作のイメージ。彼女は予告編の中で映画のキーワードとなる四つの言葉とダイアローグをアンニュイかつ、官能的に演じている。8月9日から劇場でも上映されているが、観客の反応も上々で、劇場前売券も急激な伸びを記録しはじめている。なお、氏が自身の出演映画以外のナレーションを引き受けるのはこれがはじめて。
また、シネマパリジャンでは、やはり今秋シネスイッチ銀座で公開する中国映画「再見〜ツァイツェン、また逢う日まで」の予告編ナレーションを岡江久美子氏に依頼、こちらも今月はじめより劇場で上映されており好評をはくしている。シネマパリジャンはこれまでにも「橋の上の娘」の三上博史氏、「クリクリのいた夏」の加藤治子氏、「ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール」の田辺誠一氏など、積極的に大物俳優を予告編のナレーターに起用してきており、先駆者的な仕事となっている。