短編アニメーション作品
『頭山』
グランプリ受賞のお知らせ

山村浩二さんのアニメーション『頭山』
アヌシー国際アニメーション・フェスティバルで日本人初!グランプリを受賞!!
ユーロスペースでレイト公開中の“ヤマムラアニメーション図鑑”で、毎週木曜日の上映終了後に質疑応答も決定!

6月2日〜7日フランスのアヌシーで開催されていアヌシー国際アニメーション・フェスティバルで、山村浩二さんの『頭山』が、短編部門でグランプリを獲得しました。アヌシー国際アニメーション・フェスティバルは、カンヌ映画祭のアニメーション部門が独立して1960年にフランスのアヌシーで始められたアニメーションの“カンヌ”とでも言うべき映画祭です。 『頭山』は、第75回アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネート後、4月15日から20日までドイツで開催された第15回ドレスデン国際アニメーション&短編映画祭/国際アニメーション部門グランプリ、4月23日から5月3日までハンガリーで開催されたメディアウェーブ2003/最優秀アニメーション賞、5月5日から10日までチェコで開催された第2回国際アニメーションフェスティバル アニフェス2003トレボン/最優秀短編賞の受賞に続き、今回の受賞となりました。なお、このファスティバルでの日本人の受賞は初となります。今回のアヌシー国際アニメーション・フェスティバルでは『頭山』は、コンペティションにノミネートされ、山村浩二氏は6/4から渡仏していました。

受賞コメント
短編アニメーションを制作している者にとって“アヌシー”のグランプリに勝る名誉はありません。とても感激しています。正直、アカデミーのノミネートより、作品の評価に対する充足感があります。フェスティバルに詰め掛けた世界中のアニメーション関係者、友人、知人が、自分の事のように喜んでくれたこと、また多くの観客が この受賞を納得して言葉を掛けてくれた事が、大変嬉しかったです。この大きな評価を区切りに、今後はより自分の作品表現を追求する事に集中で きる気がします。アヌシー、ありがとう。

2003年6月10日 山村浩二

現在、『頭山』は、渋谷ユーロスペースの“ヤマムラアニメーション図鑑vol.2”の中の1作品としてレイトショー上映中。6/28からは、モーニングショーでも上映されます。以降、全国順次公開予定です。また、ユーロスペースでは、レイトショー公開中の毎週木曜日の上映終了後に、山村浩二さんの質議応答が予定されています。