————————————————————–
    第4回東京フィルメックス/TOKYO FILMeX 2003
    ■□2003年11月22日(土)〜11月30日(日)□■
          有楽町朝日ホール他にて
    □■□■□■□■www.filmex.net□■□■□■□■
———————————-有楽町で映画の天使を見つけよう–
<Index>
 ・第4回東京フィルメックス開催と作品募集のご案内
 ・ディレクターよりご挨拶
 ・公式サイト、プレ・オープンのお知らせ
 ・「アカルイミライ」がカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に決定
 ・特定非営利活動法人(NPO)
 ・第3回東京フィルメックス報告

—————————————————————
■□□□□第4回東京フィルメックス開催と作品募集のご案内
—————————————————————
「有楽町で映画の天使を見つけよう」をキャッチコピーに、国内外の創造力あふれる作品を紹介してきた東京フィルメックス。

第4回は昨年と同じく有楽町朝日ホールをメイン会場として、11月22日(土)から30日(日)までの9日間にわたり開催します。
ただいま映画祭事務局では、作品のエントリーを受け付けています(締め切りは7月31日)。応募規約などの詳細は公式サイトをご覧下さい。
ラインナップ発表は9月末頃を予定しております。

—————————————————————
□■□□□ディレクターよりご挨拶
—————————————————————
東京フィルメックスは、みなさまの熱いご支援のおかげを持ちまして、今年は11月22日から30日に第4回を開催する運びとなりました。独創性(オリジナリティー)と創造性(クリエイティビティー)を重視しながら、作家性のあるフレッシュで刺激的な作品を集めて、映画が持つ可能性への果敢なる挑戦を応援していきます。

「東京フィルメックス・コンペティション」部門では、アジアの新進作家による新作を上映し、国際審査員により優秀作品を顕彰します。「特別招待作品」では、世界の映画の今を窺い知る事の出来る、力ある作品をご紹介いたします。そして、知られざる傑作を集めた「特集上映」にもご期待ください。今年も必ずや充実したラインナップをお届け申し上げます。

東京フィルメックスは、映画に必要とされる映画祭でありたい。映画を愛する作り手と、映画を愛する見る側との出会いの場、交流の足がかりとなる映画祭でありたい。
私たちは映画の未来を信じながら、第4回開催に向かって企画を進めております。
みなさまの引き続きのご協力、ご支援を心からお願い申し上げます。

               東京フィルメックス
                ディレクター        林 加奈子
                プログラム・ディレクター  市山 尚三

—————————————————————
□□■□□公式サイト、プレ・オープンのお知らせ
—————————————————————
第4回の開催に向けて、公式サイトもいよいよ始動しました。
プレ・サイトでは、今年の映画祭の規約や応募用紙などがダウンロードできます。
また、昨年までの公式サイトもアーカイブ化してありますので、いつでも閲覧いただけます。
昨年(第3回)の映画祭での舞台挨拶やQ&A、その他イベントの様子も、So-netキャンペーンサイトのデイリーニュースでご覧いただけます。
サイトの本格始動は9月頃を予定していますが、新着情報は随時更新します。

・映画祭公式サイト
http://www.filmex.net

・so-netキャンペーンサイト
http://www.so-net.ne.jp/movie/filmex2002/

—————————————————————
□□□■□「アカルイミライ」がカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に決定
—————————————————————
第3回東京フィルメックスの特別招待作品としてプレミア上映され、好評を博した「アカルイミライ」(bright future)が、第56回カンヌ国際映画祭(5月14日〜25日)のコンペティション部門に決定しました。
「カクト」のロッテルダム国際映画祭、「蛇イチゴ」のニューヨーク映画祭(NewDirectors/New Films)に続き、東京フィルメックスが紹介してきた作品が世界の映画祭を賑わせています。日本映画の力強い新作が、東京フィルメックスをステップとして広がっていくことは大きな喜びです。
これからも「映画のいま」を伝える作品を、東京から世界に向けて<発信>し続けていきます。

・「アカルイミライ」リポート(第3回東京フィルメックスより)
http://www.so-net.ne.jp/movie/filmex2002/021201/akarui.html

・カンヌ映画祭公式サイト
http://www.festival-cannes.org/

—————————————————————
□□□□■特定非営利活動法人(NPO)
—————————————————————
東京フィルメックス実行委員会は、継続的かつ安定した活動を行い、広く一般のご理解とご協力をお願いするために昨年、東京都知事より特定非営利活動法人(NPO)認証を受け、2002年11月に設立登記いたしました。

理事長には、第2回で特集上映が実現した岡本喜八監督にご就任いただきました。
第4回映画祭からは「特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会」が主催となります。今後は公式サイトなどで、活動の状況や各種情報のご案内を予定しております。

—————————————————————
□□□□□第3回東京フィルメックス報告
—————————————————————
 昨年、2002年12月1日から8日まで、有楽町朝日ホルをメイン会場に開催された「第3回東京フィルメックス」が大盛況のうちに幕を閉じました。総合入場者数は、前年より1割増(1,693人増)の15,721人、上映作品は24作品、全36回上映のうち満席は10回にも及びました。
 会期中には、最新作が続々と披露された日本映画の舞台挨拶に加え、海外からのゲストも多数来日し、国際映画祭としての盛り上がりを見せました。観客動員も年々増加傾向にあり、東京の冬を賑わせるイベントとして定着してきたことを如実に示しました。
 また、会場内に設けられたセミナー・スペースでは、国内外の映画人による様々なテーマのセミナーが連日開催され、同会場で展開されたベネトンやSo-netによる展示とともにあふれるほどの観客を集めました。

 東京フィルメックス・コンペティションのグランプリ「コダック VISION アワード」に輝いたのは、その美しい自然と性の営みの描写が観客を驚かせた、タイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の「ブリスフリー・ユアーズ」。審査委員長を務めたアン・ソンギ氏は「今の時代の映画は、より刺激的で商業的で、娯楽的なものが多くなってきています。その中にあって、この映画はひとつの新しいモデルを示しました」とコメントし、審査員全員からの高い評価を集めたことを紹介されました。
 その他の受賞結果は以下の通りです。
 なお、映画祭期間中のQ&Aや舞台挨拶などのリポートは、So-net MOVIEの特設サイト(http://www.so-net.ne.jp/movie/filmex2002/)でご覧下さい。

—————————————
・最優秀作品賞「コダック VISION アワード」
 「ブリスフリー・ユアーズ」Blissfully Yours
  監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン
   (タイ / 2002 / 125 min / 35mm / Color)

・審査員特別賞
 「右肩の天使」 Angel On The Right
  監督:ジャムシェド・ウスモノフ
   (タジキスタン / 2002 / 89 min / 35mm / Color)

・スペシャル・メンション
 「死んでもいい」 Too Young To Die
  監督:パク・ジンピョ
  (韓国 / 2002 / 67min / 35mm / Color)

・観客賞
 「曖昧な未来、黒沢清」 ambivalent future:Kurosawa Kiyoshi
  監督:藤井謙二郎
  (日本 / 2002 / 74min / DV / Color)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●第4回東京フィルメックス●
2003年11月22日(土)〜11月30日(日)
有楽町朝日ホール他にて開催!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(c)TOKYO FILMeX