貴方は、『宇宙戦艦ヤマト』の著作者を誰がご存知ですか?コミックに連載し、キャラクターを生んだのは、漫画家の松本零士さんと答える人は多いと思います。
その人気アニメ作品『宇宙戦艦ヤマト』の著作者はだれかをめぐって裁判が行なわれており、漫画家の松本零士さんとアニメプロデューサーの西崎義展さん(現在は、銃刀法違反などで一、二審実刑、上告中の身分)が訴訟を行なっており、25日、東京地裁の判断が出た、結果は、著作権法の規定にそって「西崎プロデューサーは企画書作成から映画完成までの全製作過程に関与し、詳細な指示を出した」という内容から西崎被告を著作者と認定し、松本零士さんの訴えを棄却する結果となった。
松本零士さんは、映画の中でキャラクターデザインなどの一部を担当したに過ぎずすべての著作権者にはならないということになる。
不思議といえば、不思議なことだが、映画のクレジット上では、原案・企画は、西崎義展さんで、原作は、松本零士さんであり著作権者は、西崎義展さんになってしまう。松本零士さん側は、不当な判決で控訴するらしい。

□読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020325i212.htm
□朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0325/021.html