2002年3月18日
株式会社音楽出版社

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       CDとDVDの新譜情報誌「CDジャーナル」は、
      インターネットと対応した情報誌へとリニューアル!
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株式会社音楽出版社発行(代表:宮田菊俊 東京都千代田区神田神保町)「CDジャ
ーナル」は、来る3月20日発売4月号からリニューアルいたします。

日本初のCD情報誌として1985年の創刊以来、音楽(CD)・映像(DVD)・オーディオ
(ハード)を中心に、あくまでパッケージ・ソフトにこだわったオールジャンルの音
楽情報の他、17年間にわたってCDの全新譜全曲目情報を巻末に掲載してまいりまし
た。
この度、誌面での詳細情報掲載の代わりに付録のCD-ROMとインターネットで情報を提
供するという、ネット型情報誌へとリニューアルし、レビュー誌としての誌面をさら
に強化、CD購入ガイド誌としての魅力をより深めていきます。
付録のCD‐ROMはCD-Extra仕様で、1枚のCDに情報データと音楽データを同時に記録
することができます。今回、巻末に掲載してきた全新譜全曲目情報を収録する他、C
Dジャーナルの特性を活かし、毎号編集部がセレクトしたオールジャンルの音楽もご
紹介。ジャンル毎のセレクトした音楽CDを誌面と連動させた“誌上イベント”とし
て定期化してゆく予定です。 

「CDジャーナル」
毎月リリースされる全CDとDVD情報を中心に、オールジャンルの音楽と映像、オ
ーディオ情報を掲載。CDの新譜試聴記は、毎号800タイトル以上を収録するほか、
DVD関連情報、アーティスト・インタビュー、特集など様々な音楽シーンを取り上
げて紹介する総合音楽情報誌。
毎月20日発行 定価 880円(税込)
URL: http://www.cdjournal.com/magazine/cdj/renewal.html

■Webサイトとの連動企画〜読者専用サイトの内容
 付録のCD-ROMには、毎月のCDとDVDの全新譜情報約2000タイトルが収録されて
いるほか、CD-ROMから読者専用サイトへリンクすることができる(アクセス期間は、
最新号発売日から一ヵ月間)。専用サイトでは、全新譜の更新情報のほか、アーティ
スト情報、試聴音源が聴けるアーティスト・リンク集、ディスコグラフィといった誌
面以外の、様々な音楽情報が提供される。
 今後の予定では、CDジャーナルに掲載された全アーティストを、「アーティスト・
インデックス」としてまとめ、Web上から、各アーティストの個別情報にリンク。
また、公式サイトや、アーティストの個人サイトへリンクし、CDジャーナルの誌面
を通して知り得たアーティストへの興味・関心を、サイト上で再発見できるようにし
かけてゆく予定。

■音楽CDの内容
【4月号内容】3/20発売
リニューアル第1号では、クラシック楽曲から、ベルリン・フィルハーモニー・ピア
ノ・トリオのベートヴェン作曲ピアノ三重奏曲第2番を収録する。
このトリオは、ベルリン・フィルの専属鍵盤奏者フィリップ・モルを中心にした、ベ
ルリン・フィルのヴァイオリン奏者とチェロ奏者からなるトリオで、結成以来12年に
なる。欧米各国のほか、日本での来日公演も多い。今回収録した楽曲は、1999年2月、
宮崎市立文化ホールで録音されたもので、秘蔵のオリジナル音源だ。
 
【5月号内容】4/20発売
 リニューアル第2号は、ゴズペラーズの登場で、全国規模で盛り上がりをみせるア・
カペラを取り上げる。全国規模のイベントが、各地で展開されているが、アマチュア
時代から熱狂的なファンを獲得していたゴスペラーズ同様、現在、全国各地で活動し
ているア・カペラ・グループは数多い。そのうち、今回は、5グループ7曲をコンピ
レーション盤としてオリジナルCD化する。いずれも、高いレヴェルのグループであ
り、ア・カペラの魅力が堪能できる内容だ。
 
【6月号内容】5/20発売
 リニューアル第3号は、「日韓共催ワールドカップ」を記念して、韓国ポップスの
代表曲を収録予定。これは、韓国の音楽情報誌「MUdi」編集部が選んだ、日本に紹介
したい韓国ポップスとして、セレクトされるもの。ヒップホップから、スローバラー
ドまで、韓国ポップス・シーンで活躍するアーティストのオリジナル音源十数曲を、
コンピレーション盤で収録する予定。

■リニューアルの理由
 その1)インターネット時代に対応し、紙媒体とネットの融合を模索してきたが、
情報の鮮度や、掲載のタイミングなど、ネットでの情報提供が不可欠であると判断。

しかし、インフラの進度から、付録CD-ROMにデータを収録し、さらにネットへと誘導、
更新情報を提供することにした。また、かつて本誌の売り物のひとつであった新譜試
聴記を復活、毎月800タイトルを掲載する。

 その2)オールジャンルの音楽ソフトを扱う本誌の特性を生かし、毎号編集部がセ
レクトした音楽CDを毎月の付録として読者に提供。本誌の記事と連動し、“誌上イ
ベント的な色彩”をもたせることも第二の理由。この音楽CDは、CD-Extra仕様にする
ことで、情報データと音楽データの2つのカテゴリーを1枚にプレスすることが可能。
今後は、各ジャンルのインディー・アーティストに呼びかけ、この誌上イベントへの
参加を募っていく予定。
 

(株)音楽出版社
CDジャーナル編集部