NEWSRELEASE
2001年1月11日
フランス映画社

ジャン=リュック・ゴダールの幻の傑作
「はなればなれに」が日本初公開
オフィシャルサイトもオープン!
http://www.bowjapan.com/bandeapart/

 20世紀を代表する映画作家、ジャン=リュック・ゴダールの幻の傑作「はなれば
なれに」が、2月3日(土)より東京・銀座テアトルシネマにおいて、日本初公開を
迎えます。この公開に先立ち、フランス映画社では、本作の魅力をいち早くお伝え
すべくオフィシャルサイトを開設いたしました。
 
 本作は、ヌーヴェル・ヴァーグ絶頂期の1964年にゴダールが作った長編第7作。
この隠れた傑作を愛するあまり、タランティーノがBANDAPARTPRODUCTIONという名
前(「はなればなれに」の原題は「BANDEAPART」)で製作会社を興したり、心のゴ
ダール映画ベストワンと推す人は、ヴェンダースや「ミツバチのささやき」のエリ
セ、デザイナーのアニエスb.など、数多くいます。
 ヌーヴェル・ヴァーグ時代のゴダールの代表作は「勝手にしやがれ」と「気狂い
ピエロ」がまっ先にあげられますが、「はなればなれに」を、ゴダールは「勝手に
しやがれ」の続編と呼び、「はなればなれに」はラストシーンで、ゴダール自らの
ナレーションで<続き>を、「気狂いピエロ」を予告します。30年間おクラ入りし
ていた傑作が、いよいよ日本初公開を迎えるのです。
 
 オフィシャルサイトでは、本編同様、長い間行方不明になっていたゴダール自身
の手になる予告編(QuickTime)を収録しました。ミシェル・ルグラン本人の演奏と
思われるホンキートンク風のピアノ演奏にのせて、本編で使わなかったアウトテイ
クばかりを使った超レアな映像を手軽にご覧いただけます。この他にも「解説」「
ストーリー」、天才ゴダールのミューズ、アンナ・カリーナや少数精鋭のスタッフ
について解説した「WHO’SWHO」、ゴダールの「フィルモグラフィー」など充実した
作品情報を掲載。
 さらに、アニエスb.銀座店で行われる「はなればなれに」公開記念イベントの情
報や、関連グッズ、劇場プレゼント情報など、最新ニュースを随時お届けしていき
ます。今後の更新にもご期待ください。
 

——- 映画「はなればなれに」は、2月3日(土)より ——-
——- 東京・銀座テアトルシネマにて日本初公開 ——-

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