ホーク
『ホーク/Hawk』
☆99年度香港アカデミー賞アクション映画賞にノネート
<INTRODUCTION>
『ポリスストーリー3』などジャッキー・チェンの作品のアクション監督として、
香港では第一人者のブルース・ロー監督の新作は、息をもつかせぬスピードと、
破壊的なシーン満載のアクション・スリラー映画!!
出演は『ストリート・ファイター』でハリウッドデビュー後、『デッドヒート』な
どジャッキー・チェンの作品に参加してきた澤田謙也、最近日本においても人気を
博しているスー・チ一、若手ながら香港映画界では主演作品も多いチャン・チーラ
ム、テレサ・リーら。
本作品の音楽は、「踊る大捜査線」の松本晃彦が担当。そしてエンディングテーマ
は、飛鳥涼のヒット曲“ガール”を、現在中国でナンバー1の人気を誇るナン・イー
がカバーし、中国ではこの曲が大ヒットしています。本作品は98,99年にアジア、
ヨーロッパを含め二十カ国以上で公開され、海外において高い評価を受け、現在も
その数を増やしています。
<STORY>
日本警察特殊部隊によって壊滅的な打撃を受けたカルト宗教教団の生き残りは、国
境を越え香港に渡り、とらわれた教祖奪回のために、香港政府に対し宣戦布告をす
る。せん滅活動中に同志を失い、自らも傷ついた特殊部隊・隊長の鷹見(澤田謙也)
は、彼らを追い急遽、香港に渡った。贋見は香港警察の跳ねっ返り刑事ケン(チャ
ン・チーラム)とともに、香港を危機的状況にたたき込もうとするカルト・テロリ
ストに戦いを挑む。
ケントの上司マダム・チー(テレーサ・リー)は、警察機構の規則をたてにふたりの
行動を阻止しようとする。しかしケンの恋人、テレビキャスターのアニタ(シュー・
キー)が、カルト・テロリストの手に落ち、彼女の勤めるテレビ局がテロリストの
手によって占拠されたとき、鷹見とケンはたったふたりでテロリストせん滅行動を
開始する。テロリストが切り札に持つのは、信じられないほどの量の神経ガス、そ
してそれをばらまくためにセットされた時限爆弾。
鷹見とケンは、自らの命を懸け、完全武装したテロリストに占拠されたテレビ局に
突入する。全世界周知の中、恐怖集団に立ち向かう彼らに果たして出口は用意され
ているのだろうか。
香港全市民の運命は、今、このふたりの身に委ねられた!。
<STAFF>
監督:ブルース・ロー
製作総指揮:宮本雅史
製作:チャイ・ラン
脚本:李保章
<CAST>
鷹見:澤田謙也
哲也:三船力也
ケント:チョン・チーラム
アニタ:シュー・ケイ
女性警官:テレサ・リー
鷹見の副官:高島政伸
瀧沢龍一:小家山晃
哲也の父森本:三船史郎
テロリスト:腹筋善之助