『太陽の誘い/Under solen』
1998年/スウェーデン映画/上映時間118分/35mm/カラー
1:2.35シネマスコープ/DTS/配給:アルシネテラン

・2000年春、銀座シネ・ラ・セットにてロードショー

☆1999年サン・セバスチャン映画祭審査員大賞受賞
☆1999年度アカデミー賞外国語作品賞ノミネート作品候補スウェーデン代表

<INTRODUCTION>
1956年夏、長い冬を経てきたスウェーデンの人々にとって、待ちわびた美しい白夜の
季節。眩しい太陽の下、男と女は出会う。男は40歳の農夫。不器用で女性経験がなく
文字の読み書きもできない。女は男のもとにやって来た33歳の美しい家政婦。およそ
田舎には似つかわしくなく、薫りたつ魅力に溢れている。1つ屋根の下に暮らし始め
、互いに惹かれ合う2人。しかし、愛する術を知らない男は戸惑い、女はある秘密を
抱え思い悩む。それでも湧きあがる思いに突き動かされ、遂に2人は心身共に結ばれ
る。やがて女の素性が暴かれることを知らずに…。

短い夏のきらめきの中に、理屈では測れない男と女の惹かれ合う愛の深さと官能の悦
びを描き出すのは、日本初登場のスウェーデンを代表する監督コリン・ナトリー。初
めて女を抱き悦惚を知る男と、男の優しさに温められる女の愛が、止め処なくほとば
しる。1998年12月に本国で公開されるや僅か6週間で観客動員数70万人突破の大ヒッ
トを記録した、巨匠インクマール・ベルイマンの流れを汲む感動作。

<STAFF>
監督・脚本:コリン・ナトリー
原作:H.E.ベイツ「小さな農場」
音楽:パディ・モローニ

<CAST>
ロルフ・ラスゴード
ヘレーナ・ベリストレム
ユーハン・ヴィーデルベリ