全世界の女性達ひとリひとりの心を深く揺リ動かした今世紀最後の最高級の愛の賛
歌!
最愛の息子の死を乗り越えて母は旅立つ…

『オールアバウトマイマザー/ALL ABOUT MY MOTHER』
1999年/スペイン映画/上映時間1時間41分

☆1999年カンヌ国際映画祭最優秀監督賞
☆2000年ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞ノミネート
☆2000年ゴヤ賞作品賞監督賞主演女優賞含む14部門ノミネート
☆1999年TlME誌年間映画ベストテン第1位
☆1999年エンターテインメント・ウィークリー誌年間映画ベストテン第1位
☆1999年ニューヨーク映画批評家協会賞外国語映画賞
☆1999年ロサンゼルス映画批評家協会賞外国語映画賞
☆1999年ナショナル・ボード・オブ・レビュー外国語映画賞
☆1999年ポストン映画批評家協会賞外国語映画賞
☆1999年ヨーロッパ映画賞作品賞、主演女優賞、観客賞監督部門
☆1999年サン・セバスティアン国際映画祭国際映画批評家連盟(FlPRESCl)賞
☆1999年ブリティッシュ・インディペンデント映画賞外国語映画賞
☆1999年全米ブロードキャスト・フィルム批岬家協会賞外国語映画賞

・2000年GW、シネセゾン渋谷にてロードショー公開

<INTRODUCTION>
「お父さんについてすべて教えて」17年前に別れてしまった夫について息子から聞
かれた母マヌエラ。長い間隠していた夫の秘密を遂に話さなけれぱと覚悟を決めた
矢先、彼女は最愛の息子を事故で失ってしまう。息子が残した父への想いを伝える
ため、彼女はかつて青春時代を過ごしたバルセロナへと旅立つ。行方不明の夫を探
す道のりは、母が”女”としての自分をとり戻す再生の旅でもあった。
カンヌ映画祭で上映されるや、世界中のマスコミから”キャリアの集大成、文句な
しの最高傑作”と絶賛を浴び、見事最優秀監督賞の栄冠に輝いた。ヨーロッパを代
表する巨匠ベドロ・アルモドバル。愛し、傷つき、悩みながらたくましく生きてい
く女たちを、独特のユーモアと洗練された映像で描き続けた彼の最新作は、全女性
に贈られた人生賛歌です。

TlME誌は『マトリックス』を抑え、年間ベスト1に本作を選び「この映画を観て何
とも感じない人は、心臓専門医に診てもらうことをお勧めする」と手放しで称賛。
エンターテインメント・ウィークリー誌でも、超大作『トイ・ストーリー2』を抑
え年間ベスト1の栄誉と注目を獲得。ヨーロッパの各国、アメリカでも各映画賞を
独占し、早くもアカデミー賞外国語映画賞のみならず作品賞、監督賞、主演女優賞
の最有力候補と目されている今世紀最後の感動作です。

主役の母マヌエラにアルゼンチンを代表するトップ女優セシリア・ロス、往年の大
スター、ベティ・デイビスを彷彿とさせる大女優役にスペインの名花マリサ・パレ
デス、そして黒い瞳の修道女にハリウッド進出も果たしたスペインの若手NO.1ペネ
ロぺ・クルスなど新旧のラテン譜国を代表する3人の女優が競演。至高の映画『イ
ヴの総て』(英題:ALL ABOUT EVE)や、ヴィヴィアン・リー、杉村春子の名演技で名
高い『欲望という名の電車』が劇中に巧みに引用された本作で、”女を演じる”と
いうテーマを高らかに謳いあげています。

<STORY>
マヌエラ(セシリア・ロス)は38歳の移植コーディネーター。女手ひとつで育ててき
た息子のエステバンとマドリードで暮らしていた。息子は作家志望で、母親のこと
を書こうとしていた。しかし母のすべてを書くには、大事なことが欠けていた。彼
は父親について母から何も聞かされていなかったのである。
エステバンの17歳の誕生日、ふたりは大女優ウマ・ロッホ(マリサ・パレテス)が主
演する「欲望という名の電車」の舞台を観に行く。それは20年前にアマチュア劇団
にいたマヌエラが夫と共演した思い出の芝居だった。彼女はこれまで触れずにきた
父親のことを遂に息子に話そうと心に決めていたのだ。だが終演後、ウマ・ロッホ
にサインをもらおうとして彼女の車を追いかけたエステバンは、脇から飛び出した
車にはねられてしまう。

息子の死を前にし、マヌエラは作家を志していたエステバンが肌身はなさず持ち歩
いていたノートに書かれた彼の最期の言葉を読むのであった。「昨晩、ママがはじ
めてぼくに昔の写真を見せてくれた。芝居をやっていた頃の写真だ。ところが、写
真の全ては半分に切られていた。切られた半分はお父さんにちがいない。僕の人生
が同じように半分失われている気がする。お父さんに会いたい。たとえお父さんが
ママにどんなひどい仕打ちをしたのだとしても」
マヌエラは、息子に父親が誰であるかをとうとう言い出せなかった。彼女は失った
息子の最期の想いを伝えるため、仕事を辞め、かつて青春時代を過ごしたバルセロ
ナヘ旅立つ決意をする。マドリッドからバルセロナヘ。17年前に別れた行方不明の
夫を探す道のりは、母が”女”としての自分をとり戻す再生の旅路でもあった。

<STAFF>
監督・脚本:ぺトロ・アルモドバル
製作担当:エステル・ガルシア
製作総指揮:アグスティン・アルモドバル
撮影監督:アフォンソ・ベアト
音楽:アルベルト・イグレシアス
編集:ホセ・サルセド
美術:アンチョン・ゴメス
音響:ミゲル・レッハス

<CAST>
マヌエラ:セシリア・ロス
ウマ・ロッホ:マリサ・パレデス
シスター・ロサ:ペネロペ・クルス
ニナ:カンデラ・ペニャ
アダラート:アントニア・サン・フアン
シスター・ロサの母親:ロサ・マリア・サルダ