アガサ・クリスティー原作「ねじれた家」の映画化、名女優グレン・クローズ出演の『アガサ・クリスティー ねじれた家』が、4/19(金)に全国公開致します。

1920年のデビューから100年で20億冊もの売り上げを記録する、世紀のベストセラー作家アガサ・クリスティー。
彼女が自身の<最高傑作>だと誇る、1949年に発表されたミステリー小説「ねじれた家」が、70年の時を経て初映画化が実現。

監督は『サラの鍵』のジル・パケ=ブレネール、脚本は『ゴスフォード・パーク』でアカデミー賞(R)脚本賞を受賞、大ヒットTV
シリーズ「ダウントン・アビー」を手掛けるジュリアン・フェロウズが担当。

ゴージャスでスキャンダラスな一族の女たちを演じるのは、『天才作家の妻 -40年目の真実-』でゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ドラ
マ部門)を受賞、アカデミー賞(R)主演女優賞にノミネートされた稀代の名女優グレン・クローズ。
『X-ファイル』の知的な捜査官スカリー役で一躍有名になったジリアン・アンダーソン、『マッドメン』で多くの男性を魅了したク
リスティーナ・ヘンドリックス。そして事件の真相を追う私立探偵役に『天才作家の妻-40年目の真実-』でクローズと2度目の共演を果たすマックス・アイアンズ、
捜査を仕切る主任警部役に名優テレンス・スタンプが扮するという、豪華俳優陣が出演し注目を浴びている本作。

映画の舞台となる英国式の荘厳な屋敷と庭園は、最終的に4箇所のロケーションで行われた。
屋敷外観はイングランドのハンプシャー地方にある屋敷、ミンリー・マナーで撮影。ここはフォークランド紛争の戦略会議に使われた場所だった。

プロデューサーのジェームズ・スプリングは「中心的なロケーションとしては最高の場所だよ。『ねじれた家』にぴったりの外見なんだ」と話す。
エントランスの“豪華な階段”の撮影には、サマセット州ラクソール村にあるティンツフィールド邸宅が使われた。

屋内の撮影の大部分は、バークシャー州にありナショナルトラストが管理するヒューエンデン・マナーとウェスト・ウィカム・
ハウスで行われた。ヒューエンデン・マナーはかつてヴィクトリア女王の時代に首相を務めたベンジャミン・
ディズレーリがカントリー・ハウスとして使用しており、ヴィクトリア女王も度々訪れたという。

ウェスト・ウィカム・ハウスは300年以上の歴史を持つ貴族ダッシュウッド家の屋敷。フレスコ画の天井や一族の肖像画が飾られた
きらびやかな大広間からは45エーカーの広大な公園が一望でき、劇中にも登場する。

華やかな英国上流階級の文化や生活を堪能できるクラシカルな衣装やインテリアにも目を奪われる。
「『ねじれた家』では、数世帯が一つの屋根の下で様々な生き方をしている。見事にそれぞれの世帯の特徴を、インテリアに表現したよ」とスプリングは言う。

見どころ満載の極上ミステリーがここに誕生!

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【STORY】

無一文から巨万の富を築き上げた大富豪レオニデスが毒殺された。私立探偵のチャールズは、レオニデスの孫娘で元恋人のソフィアか
ら捜査を依頼される。広大な屋敷に到着すると、3世代にわたる一族が勢ぞろいし、巨額の遺産を巡って、疑惑と嫉妬、敵意と憎しみをぶつけ合っていた。
愛人のいる若い後妻ブレンダ、映画製作の資金が欲しい長男夫妻、父から受け継いだ会社が倒産寸前の次男とその妻、亡き前妻の姉で
あり一族を取り仕切る大伯母イーディス。まもなくチャールズは、ソフィアを含め一族全員に殺害の動機があったことに気付く。真相
に近づいたと思われたその時、第二の殺人が起きる。

監督:ジル・パケ=ブレネール 原作:アガサ・クリスティー著/田村隆一訳「ねじれた家」(ハヤカワ文庫刊)
脚本:ジュリアン・フェロウズ/ジル・パケ=ブレネール/ティム・ローズ・プライス

出演:グレン・クローズ、テレンス・スタンプ、マックス・アイアンズ、ステファニー・マティーニ、ジリアン・アンダーソン、クリスティーナ・ヘンドリックス 他

製作国:イギリス(2017年公開)上映時間:115分 字幕翻訳:松浦美奈 配給:KADOKAWA
nejire-movie.jp
(C)2017 Crooked House Productions Ltd.

4/19(金)角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA他全国公開