新宿で40年以上、虎のお面を被ってド派手な格好をし、
新聞配達をしている男を知っているだろうか?
その男、人呼んで“新宿タイガー”!
新宿タイガーとは一体何者か、そして、
その新宿タイガーを受け入れる“新宿”の街が担ってきた
歴史的役割とその魅力に迫ったドキュメンタリーが完成!

監督は、南カリフォルニア大学を卒業し、劇映画『HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話』(2016)が、釜山国際映画祭ニューカレンツ部門や大阪アジアン映画祭など国内外で絶賛された佐藤慶紀(よしのり)。
ナレーションは、女優の寺島しのぶが務める。

本ドキュメンタリーに登場するのは、俳優の渋川清彦、八嶋智人&宮下今日子夫妻、女優・文筆家の睡蓮みどり、井口昇監督など著名人のほか、長年彼を知る、新聞販売店関係者や、1998年のオープン時と2012年のリニューアル時のポスターにタイガーを起用したTOWER RECORDS新宿店の関係者など。

本作は、3月8日から17日まで開催される第14回大阪アジアン映画祭のインディ・フォーラム部門に正式出品されることが決定しました。インディ・フォーラム部門は、気鋭監督による斬新で挑戦的な作品を上映する部門。
本作の上映は、
3月10日(日) 16:15~ シネリーブル梅田3
3月14日(木) 18:30~ シネリーブル梅田3

この度、予告編とご出演の新宿タイガーさんのコメントが解禁となりました。

■新宿タイガー(出演)コメント
自分のドキュメンタリー映画ができるなんて、夢みたいな話です。奇跡に等しいです。新宿の珈琲西武で3時間のインタビューを3回やりました。去年は36回密着され、地球が回るくらい映像を撮っていました。

完成した作品を観て、感無量です。愛と夢と感動をありがとう。こういう素晴らしい映画には自分自身もめったにお目にかかれないです。

本作は、新宿の歴史の中に自分を入れてくれたから、生の迫力があります。リアル以上のリアルでした。
新宿は大好きな街です。新宿でなかったらタイガーは生まれていなかった。

【STORY】 
東京のエンターテインメントをリードする街・新宿。
1960年代から1970年代にかけ、新宿は社会運動の中心だった。
2018年、この街には“新宿タイガー“と呼ばれる年配の男性がいる。彼はいつも虎のお面を被り、ド派手な格好をし、毎日新宿中を歩いている。
彼は、彼が24歳だった1972年に、死ぬまでこの格好でタイガーとして生きることを決意した。1972年当時、何が彼をそう決意させたのか?
彼が働く新聞販売店や、1998年のオープン時と2012年のリニューアル時のポスターにタイガーを起用したTOWER RECORDS新宿店の関係者、ゴールデン街の店主たちなど、様々な人へのインタビューを通じ、虎のお面の裏に隠された彼の意図と、一つのことを貫き通すことの素晴らしさ、そして新宿の街が担ってきた重要な役割に迫る。

出演者
新宿タイガー
寺島しのぶ(ナレーション)
八嶋智人 渋川清彦 睡蓮みどり 井口昇 久保新二 石川ゆうや 里見瑤子 
宮下今日子 外波山文明 速水今日子 しのはら実加 田代葉子 大上こうじ、他

スタッフ
監督・撮影・編集:佐藤慶紀
企画:小林良二 プロデューサー:塩月隆史 撮影:喜多村朋充 写真:須藤明子
音楽:LANTAN  制作:Aerial Films  配給:渋谷プロダクション
製作:「新宿タイガー」の映画を作る会
©「新宿タイガー」の映画を作る会

公式サイト:http://shinjuku-tiger.com/  
公式Twitter:@shinjuku_tiger1  公式facebook:@shinjukutiger