SF漫画の最高峰として語り継がれ、日本はもとより世界17の国と地域で翻訳され現在もシリーズが続く木城ゆきと原作による伝説の漫画「銃夢」。長年に渡り映画化を切望してきた巨匠ジェームズ・キャメロン製作・脚本で遂に『アリータ:バトル・エンジェル』 として、2月22日より公開となる。この度、原作者:木城ゆきと氏による描き下ろしのコラボビジュアルが解禁となった。

完成した作品を観て、「漫画の核心の部分が、見事に継承されていたと思いました。見かけだけではなく、キャラクターの心の動きや存在理由といったものも含めて、ちゃんと映画で反映されていて、非常に嬉しかったです」とビジュアルだけでなく、自身が作品に込めた想いが、しっかりと映画に反映されていると太鼓判を押した木城氏。そんな木城氏が描き下ろしたビジュアルには、「CG に置き換えなくてもそのままアリータで通用するんじゃないか?とか思った」と“ローサ・サラザールこそアリータだ”とお墨付きのサイボーグの少女・アリータが、伝説のダマスカス・ブレードを手に決死の表情をうかべる。そして、その背景には、天空に浮かぶユートピア都市“ザレム”と、ザレムから排出された廃棄物堆積して山をなす荒廃した “アイアンシティ(別名:クズ鉄町)”が、夕日に照らされ美しく輝いており、アリータと分断された世界の隠された過去の秘密に期待が高まるビジュアルとなっている。

合わせて、到着した映像では、アイアンシティのセットを訪れた木城氏の笑顔を捉えている。木城氏は「理解していない人が作ると、クズ鉄町はただ陰惨で暗く危険なイメージのディストピアになってしまうところですが、『アリータ:バトル・エンジェル』のスタッフはわかっている…!!僕がクズ鉄町でなにを描きたかったのかちゃんとわかっている…!!映画のアイアンシティはめっさ楽しそう!自分も住みたい!」と笑顔の理由を明かす。木城氏の想いを一番に汲み取ったのは、20 数年に渡り構想し続け、脚本とプロデュースを担当したジェームズ・キャメロン。木城氏は「キャメロン氏に映画を作ってもらったのは、ものすごく光栄です」と到着した映像で語っている。さらに、「ロドリゲス監督がメガホンをとると聞いて、驚いたのですが、すごく好きな監督なので嬉しいです」という木城氏のコメントと共にバトルロイヤルゲーム “モーターボール”でのロドリゲス監督得意の躍動感溢れるアクションシーンが映し出され、漫画とは一味違ったアリータの姿を確認することができる。
原作者も太鼓判の本作で、どのように「銃夢」の世界が映画として表現されているのか?人の温かさに触れ、感情が芽生えたアリータは、本当の命の意味を見つけるため、そして大切な人たちを守るため、二つに分断された世界の秩序に立ち向かう!尚、このビジュアルは、シリーズ最新作「銃夢火星戦記」が連載中の 2 月 12 日発売のイブニングで表紙を飾ることも決定している。

【ストーリー】 舞台は、“支配する者”と“支配される者”の2つの世界に分断された、謎めいた遠い未来。荒廃した瓦礫の中からサイバー医師イドに拾われ蘇ったサイボーグの少女。過去の記憶をすべて失っていたその少女は“アリータ”と名付けられ、父親代わりのイドに見守られて成長するが、ふとしたきっかけで自分は 300 年前に失われたテクノロジーで創られた“最強の兵器”だということに気付いてしまう。逃れられない運命に直面した少女は、与えられた自分の命の意味を見つけるために、二つの世界の秩序を揺るがす壮大な旅に出る。

◇原作:「銃夢」木城ゆきと◇脚本・製作:ジェームズ・キャメロン ◇監督:ロバート・ロドリゲス『シン・シティ』『スパイ・キッズ』
◇出演:ローサ・サラザール、クリストフ・ヴァルツ、ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリほか
© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation 配給:20 世紀フォックス映画
2 月 22 日全国ロードショー