この度、原題『GALVESTON』改め、『ガルヴェストン』の公開が2019年に決定し、あわせてティザービジュアルが解禁となりました。
組織に反旗を翻した殺し屋と頼る者もなく傷ついた美しい女。『レオン』『ドライヴ』といった数々の傑作を彷彿とさせる本作の原作は、傑作ドラマシリーズ「TRUE DETECTIVE」『マグニフィセント・セブン』などの脚本家としても知られるニック・ピゾラットのデビュー作にして、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補にもなった傑作犯罪小説「逃亡のガルヴェストン」(早川書房刊)。

また、本作のメガフォンをとったのはフランスを代表する国際派女優で、近年は監督としても活躍。『Respire』でカンヌ国際映画祭の批評家週間に正式出品されるなど高い評価を獲得したメラニー・ロラン(『イングロリアス・バスターズ』『複製された男』ほか出演)。繊細なストーリーテリングと映像美だけでなく、時に目を背けたくなるほどに荒々しいヴァイオレンスまでも見事に描ききり、本作もサウス・バイ・サウスウエスト映画祭、トロント国際映画祭(惜しくもキャスト不参加により上映中止)などに選出されるなど、高い評価を獲得しました。

主演は日本でも圧倒的な知名度と人気を誇る女優エル・ファニングと、『インフェルノ』『最後の追跡』などで知られる実力派曲者俳優ベン・フォスター。子役時代からデヴィッド・フィンチャー、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ソフィア・コッポラ、ニコラス・ウィンディング・レフンら多くの名監督に愛されてきたファニングは今回、悲惨な境遇から抜け出すために身体を売って生きるしかなかった若い娼婦を熱演し、新境地を開拓。
また、今回到着したティザービジュアルのファニングの今までにない大人びた表情と、ベン・フォスターの男臭い表情は必見です!

【あらすじ】
故郷を捨て裏社会で生きてきたロイ(ベン・フォスター)はある日突然「末期ガン」と診断され余命幾ばくもないことを告げられる。もともとこんなチンケな人生に執着はない、それでも死への恐怖は彼を追い込んでゆく。その夜いつものようにボスに命じられるまま向かった”仕事先”で、ロイは突然何者かに襲われる。組織に切り捨てられたことを悟った彼は、とっさに相手を撃ち殺し、その場にとらわれていた少女(エル・ファニング)を連れて逃亡する。少女の名前はロッキー。家出をし、行くあてもなく身体を売って生活していたという。組織は確実に2人を追ってくる。全てを失い孤独な平穏を願いながらも少女を見捨てることのできないロイと、他に頼る者もなく孤独な未来を恐れるロッキー。傷だらけの2人の、果てなき逃避行が幕を開ける。

【キャスト】
エル・ファニング『マレフィセント』『ネオン・デーモン』『メアリーの総て』、ベン・フォスター『疑惑のチャンピオン』『最後の追跡』
リリ・ラインハート「リバーデイル」、アデペロ・オデュイエ『それでも夜は明ける』ボー・ブリッジス『ファミリー・ツリー』
【スタッフ】
監督:メラニー・ロラン『TOMORROW パーマネントライフを探して』
脚本:ニック・ピゾラット『マグニフィセント・セブン』「TRUE DETECTIVE」シリーズ
原作:ニック・ピゾラット「逃亡のガルヴェストン」(早川書房刊)
2018年/アメリカ/英語/シネマスコープ/DCP5.1ch/91分(予定)/原題:GALVESTON/配給:クロックワークス
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公式サイト: http://klockworx-v.com/galveston/