「アース:アメイジング・デイ」絶滅寸前種のハクトウラングールのフューチャレット映像が解禁
全世界で120億円以上の興行収入を叩き出し、日本でも大ヒットを記録したBBCアース・フィルムズによるネイチャー・ドキュメンタリー『アース』(2008)。神秘的な地球のあるがままの姿を切り取った『アース』は多くの人々を魅了した。そしてその『アース』から10年の時を経て、第2弾となる『アース:アメイジング・デイ』が11月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開、日本版ナレーターを俳優の佐々木蔵之介さんが務めている。
日の出から日の入りまで一日の太陽の流れを軸に、動物たちに限りなく近づき同じ目線で見ているかのような迫力の映像で、生き生きとした表情が描かれている本作は、すべての生き物の毎日にドラマがあり、わたしたちと同じように日々精一杯生きているということを気付かせてくれる。パンダにペンギン、イグアナ、ナマケモノ、ハチドリなど数々の生き物たちが登場し、これまで見たことの無いような貴重な姿を堪能することができる、まさに今ブームの“図鑑”のような作品!
本作は、最新の4K技術や超軽量カメラによって、まるで動物たちと一緒にいるかのような自然の動きの撮影が実現おり、撮影チームは総勢100名、使用したドローンはなんと200台。世界22カ国で撮影を敢行したという大規模なプロジェクトだ。
この度ハクトウラングールのフューチャレット映像が到着!
中国南西部スーサ市の山地に生息するハクトウラングールは絶滅危惧種の中でも最上級のカテゴリーの絶滅寸前種。本作はイギリスと中国との映画協定の下で製作された初の映画であり、中国で全編が公開される初めての国際的なネイチャー・ドキュメンタリーである。中国とのタッグによりこれまで一度も海外の映画スタッフによって撮影されたことがなかったジャイアントパンダ、そしてこの貴重なハクトウラングールの姿を捉えることに成功し、国際映画に初登場させた。断崖の岩棚ギリギリのところに住むハクトウラングールの撮影を可能にしたのは最新のドローンの技術。映画用のRED Epicカメラとズームレンズを搭載した、特別仕様の8ローターのドローンを使い飛行可能な10分の間に撮影。彼らが常に落下を伴う危険な環境に暮らしているかを捉え、フューチャレット映像では撮影スタッフたちの苦労と興奮の様子が語られている。ハクトウラングールの赤ちゃんが赤毛で生まれてくるのは迷子にならないためと考えられているが、その分目立つため敵が近づいてくると親は赤ちゃんを抱きかかえ、岩から岩へと10m以上のジャンプをし必死に逃げる。
子を守る母の強い愛と愛くるしい子猿の姿を是非劇場でお楽しみください。
監督:リチャード・デイル、ピーター・ウェーバー、ファン・リーシン/プロデューサー:スティーブン・マクドノー/製作総指揮:ニール・ナイチンゲール/音楽:アレックス・ヘッフェス/脚本:フランク・コットレル・ボイス、ゲリン・ヤン/製作:BBCアース・フィルムズ
2017年/イギリス・中国/94min/5.1ch/アメリカン・ビスタ/原題『Earth:One Amazing Day』/監修:新宅広二
配給:KADOKAWA earthamazingday.jp ©Earth Films Productions Limited 2017