『ミッドナイト・イン・パリ』製作チーム再結集!世界の映画祭で観客賞ほか多数受賞!!
2017トロント国際映画祭正式出品 2018パナマ国際映画祭観客賞
2018 ヒバラ国際映画祭 観客賞受賞 2018 ニュー・ラテンアメリカ国際映画祭 観客賞受賞

この度、アルバトロス・フィルム配給にて、『SERGIO&SERGEI』(英題)が『セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!』として、12月1日(土)の映画の日に公開することが決定、この度、近年は俳優としても活躍している片桐仁氏や松尾貴史氏、さらにはクリカリョフ飛行士とクルーを組んだ元ソ連宇宙飛行士である菊地涼子氏、キューバラテン歌手の岸のり子氏、パーカッショニストの加瀬田聡氏ら各界の著名人から絶賛コメントが届きました!
1991年、東西冷戦時代の末期。キューバで暮らす大学教授のセルジオは、ある日宇宙ステーションに滞在中のソ連宇宙飛行士セルゲイからの無線を受信する。激動の時代ゆえ孤独と将来の不安を抱える2人は交信するうちに、国境も身分も宇宙も越えて親友になる。そんな時、ソ連が崩壊したことで事態は急展開、セルゲイは帰還無期限延長を宣告されてしまう。家族を心配する親友を救おうと、セルジオは予想外の大作戦を思いつく…。
 物語のモデルとなったのは、実在する元宇宙飛行士で“最後のソビエト連邦国民”と呼ばれたセルゲイ・クリカレフ。冷戦終結直後の奇跡のような出来事をファンタジックにアレンジしたのはキューバを代表するエルネスト・ダラナス・セラーノ監督。トロント国際映画祭ほか、世界の映画祭で観客の喝采を浴びた。歴史に翻弄された2人の運命を交錯させた異色のハートフル・コメディです。

<コメント一覧>
90年代初頭、ソ連崩壊時の同盟国キューバ。サスペンス要素たっぷりなのに、なんか笑っちゃう。キューバの“楽園感”がそうさせるのかしら?娘がスゲーカワイイ。
片桐仁(俳優・彫刻家)

哲学的なコメディでもあり、エキサイティングな風刺でもある。ネットも無く、離れた場
所で何が起きているかを必死で知ろうとした時代の、大人のファンタジー。
松尾貴史(タレント)

宇宙飛行士は英雄には違いないが、時に地上と隔絶されたような孤独を味わうと聞く。SNSもなく激動のこの時代はなおさらだろう。だからこそ、大気圏を超えた友情が心を打つ。
林公代(サイエンスライター)

モデルとなったセルゲイ飛行士は、実際は一人でミールに残されたわけではない。けれども確かにこんな孤独や不安と闘っていたはず…初めて想像できた。
菊地涼子(クリカリョフ飛行士とクルーを組んだ元ソ連宇宙飛行士)

国境も大気圏も越えた友情にアッパレ!大国に翻弄されながらも、お互いを励まし合う姿はカッコいいな。経済危機でも笑いと音楽と知恵で生き抜くキューバ人の逞しさも必見!
加瀬田聡(Salsa Swingozaパーカッショニスト)

ソ連崩壊で経済援助がストップし、キューバでは国民が喰うに困る大ピンチ。
そんな中でも他国の友人を助けようと奔走する主人公に、大らかに生き抜くキューバ人魂が見える!
河合美季(映画ライター)

私のキューバ生活は、この通りの経済的「非常事体制」の真っ只中。だけど人々は明るく逞しく生き抜いていた。彼らなら本当に「セルゲイ」を帰還させてしまうかもしれない。
岸のりこ(:キューバラテン歌手)

監督:エルネスト・ダラナス・セラーノ『ビヘイビア』
出演:トーマス・カオ(セルジオ)、ヘクター・ノア(セルゲイ)、ロン・パールマン
製作:スペイン・キューバ/2017年/93 分/シネスコ/原題:SERGIO & SERGEI/言語:スペイン語・ロシア語・英語
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