『ノーザン・ソウル』 待望の日本限定!メインビジュアル完成!
11 月 19 日(月)正午解禁の新作映画情報になります。既報の通り 2014 年制作のイギリス映画で『さらば青春の光』、『トレイン・スポッティング』、『24 アワー・パーティ・ピープル』、『THIS IS ENGLAND』に並ぶ英国ユース・カルチャーを描いた新たな傑作『ノーザン・ソウル』が遂に 2019年 2月 9日(土)より新宿シネマカリテ、神戸・元町映画館ほかにて劇場公開される事が決定しましたが、待望の日本限定!劇場公開用メインビジュアルが完成しました。
モノクロの主人公ジョン(エリオット・ジェームズ・ラングリッジ)の額にはノーザン・ソウルの激しいダンスによる汗で前髪が絡みついています。ジョンの胸の辺りにはダンスホールで踊り狂う人々。さらにその下には、映画の主要登場人物の姿がレイアウトされています。左から相棒のマット(ジョシュ・ホワイトハウス)、ジョンが想いを寄せる看護師のアンジェラ(アントニア・トーマス)、少し悪い大人のノーザン・ソウル仲間ショーン(ジャック・ゴードン)、そして、映画の中でノーザン・ソウルのトップ DJ として登場するレイ・ヘンダーソン(ジェイムス・ランス)が、役者たちの表情はどの顔もイキイキとしており、否が応にも劇場公開が待ち遠しくなるデザインとなっています。
キャッチコピーは
誰も知らないレコードで、この町から抜け出すんだ。
1974 年、イギリス。
若者たちは 60 年代のソウルで激しく踊り狂った。
デザイン:武田明徳(VOX)
2015 年 英国アカデミー賞(BAFTA AWARD)英国デビュー賞ノミネート(監督・脚本)
2015 年 ロンドン批評家協会賞 ブレイクスルー英国フィルムメイカー賞ノミネート(監督・脚本)
2015 年 トロント国際映画祭オフィシャルセレクション
英国ユース・カルチャーを描いた新たな傑作の誕生!
1960 年代にイングランド北部のワーキング・クラスの若者から生まれ、後のレイヴ・カルチャーなどに影響を与えた音楽ムーヴメント“NORTHERN SOUL”。その最盛期である 70 年代を舞台に、“NORTHERN SOUL”に魅了された青年たちの成長を描く青春物語。ユース・カルチャーの描写に定評がある人気ファッション・フォトグラファー、エレイン・コンスタンティンが 70 年代に彼女自身も熱烈な“NORTHERN SOUL”フォロワーとして体験した当時の熱狂を、あまりにもリアルに初監督作品でスクリーンに蘇らせた。これまでに英国のユース・カルチャーを描いた名作映画は 1979 年の『さらば青春の光』、1996 年の『トレイン・スポッティング』、2002 年『24 アワー・パーティ・ピープル』、2006 年の『THIS IS ENGLAND』等々多数制作されているが、新たな傑作として誕生したのが 2014 年製作の本作『ノーザン・ソウル』である。日本ではあまり知られていない“NORTHERNSOUL”のカルチャーをテーマにしている為なのか、製作から日本公開までに数年のブランクがあったものの 2017 年、この映画をどうしても日本で上映したかった After School Cinema Club による限定的な自主上映イベントをきっかけに 5 年の歳月を経て遂に劇場初公開が決定した。
青年は“ノーザン・ソウル”に出会い、初めて仲間と夢を手に入れた。
出口の無い経済の低迷が続く 1974 年、イングランド北部の町バーンズワース。高校生のジョン(エリオット・ジェームズ・ラングリッジ)は、学校にも家庭にも居場所がなく、退屈な毎日にうんざりしていた。唯一の慰めは、気の合う祖父と過ごす時間と可愛い黒人の看護師を毎朝バスで見かける事だけ。ある日、両親に勧められ気乗りしないまま行ったユースクラブで、ソウル・ミュージックに合わせて激しく踊る青年マット(ジョシュ・ホワイトハウス)に出会う。初めて聴く音楽と軽快なダンス。ジョンにとって新たな世界が扉を開けた瞬間だった。マットが傾倒する“ノーザン・ソウル”に、ジョンも次第にのめり込んでいく。高校をドロップアウトし、家も出たジョンは、マットとコンビを組みノーザン・ソウルDJとしての活動を始める。やがてナンバーワン DJ になるため、新たなレコードを探しにマットと共にアメリカへ行くことを夢見るようになるのだが…。
NORTHERN SOUL とは?
ロンドンを中心に盛り上がりをみせていたモッズ・ムーブメントが終焉に向かいつつあった 1966 年頃からマンチェスター等のイングランド北部周辺のクラブで好まれていたソウル。あまり知られていないレアなソウルの曲をかけてクラブで踊っていたモッズのスタイルが、そのまま北部に受け継がれたとも言われている。 “NORTHERN SOUL“はイングランド北部のクラブDJの個人的なセンスであり、音楽としてのジャンルとしての定義はない。レアな7インチシングルでクラブで激しく踊れる楽曲であることが重要。“NORTHERN SOUL“のDJ達は誰も知らないシングルを探し出し、客を唸らせ、踊らせることだけに情熱を注いだ。
ウケの良いシングルはDJにとってはアイデンティティであり。誰にも真似されない様に、誰のなんという曲なのかを隠していた。
それらの楽曲の事を観客たちは“COVER UP(隠蔽)”と呼んでいた。またダンスにもまるでブルース・リーのキックの様なアクロバティックな動きを取り入れているという特徴がある。
制作総指揮:デビー・グレイ|撮影:サイモン・ティンダール|編集:スティーブン・ハーレン|美術:ロビン・ブラウン
監督・脚本:エレイン・コンスタンティン
出演:エリオット・ジェームズ・ラングリッジ、ジョシュ・ホワイトハウス(『モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリス
ト~』)、スティーブ・クーガン(『24アワー・パーティ・ピープル』) 他
原題:NORTHERN SOUL|2014 年|イギリス|102 分|カラー|ビスタ|DCP|R15+
日本語字幕:升本直子|字幕監修:NIGHT FOX CLUB|協力:After School Cinema Club
宣伝協力:VALERIA|配給:SPACE SHOWER FILMS
Film © 2014 Stubborn Heart Films ( Heart Of Soul Productions) Limited All Rights Reserved.
Twitter |@NORTHERNSOUL_74
Facebook|@NorthernSoulFilm
公式 HP |northernsoul-film.com
<上映スケジュール>
2/9(土)~|東京・新宿シネマカリテ、兵庫・神戸・元町映画館 2/16(土)~|大阪・シネマート心斎橋
上映予定|愛知・名古屋シネマテーク、京都・出町座 以降全国順次公開