ヴェネチア国際映画祭でもその演技が絶賛を浴び、主演女優賞を受賞!
『さざなみ』『まぼろし』につづき、年輪を重ねるにつれ、未踏の美しきオーラを放つシャーロット・ランプリング主演・渾身の感動作が『ともしび』として、2019年1月よりシネスイッチ銀座ほかにて全国公開決定!
この度、本ポスタービジュアルとシーン写真4点を解禁致します。

ベルギーのある小さな都市。アンナとその夫は、慎ましやかに過ごしていたが、
夫が犯したある罪により、その生活はわずかに歯車が狂い始める。
やがてそれは見て見ぬふりが出来ないほどに、大きな狂いを生じていくのだった・・・。

「わたしはあの時、いったい何を失ったのだろう」――。
老年にさしかったアンナに一体なにが起きたのか?人は一度犯してしまった罪は、二度と許されないのか?
そもそも彼女は自分の人生を生きていたのか?そして「決して明らかにしてはならぬ家族の秘密」とは?
人生の終盤、さまざまな業を背負ったひとりの女性が、もう一度“生きなおし”を図るまでの、
哀しみと決意を追う人生最後のドラマが、ミステリー小説のごとく描かれている本作。

ポスタービジュアルは、アンナがこれまで生きてきた人生の苦悩をそれだけで物語るような、
憂いを感じさせる横顔が切り取られたもの。まるで宙を漂う目と口元に静かに添えられた手からは、
人生の終盤、さまざまな業を背負ったひとりの女性のドラマが垣間見ることができ、
年齢を重ねるにつれ成熟した美しさを放ち続けるランプリングの唯一無二の存在感も感じることができる1枚となっております。

シーン写真は、4点。理由もわからないまま突然収監されてしまった、
長年連れ添ったアンナと夫が留置所内を2人だけで歩き続けるシーンや、
日常的に参加していた演劇ワークショップ受講の様子、ひとり地下鉄で物思いにふけりながら
移動するシーンなどを捉えたもの。
「何より、彼女に目を向け、彼女の悲しみを感じ、独りで新しい自分を見つける彼女のもがく姿を世間に目撃して欲しかった」
と監督が語るように、老境に差し掛かった女性の陰影深い人生の心象風景を表現したものとなっています。

監督:アンドレア・パラオロ
脚本:アンドレア・パラオロ、オーランド・ティラド
製作:アンドレア・ストゥコビッツ, ジョン・エンゲル, クレマン・デュヴァイン
音楽:ミケリーノ・ビシェリャ 撮影:チェイス・アーヴィン
出演:シャーロット・ランプリング(『さざなみ』『まぼろし』『愛の嵐』)、
アンドレ・ウィルム(『ル・アーヴルの靴みがき』『ラヴィ・ド・ボエーム』)他

2017年/フランス=イタリア=ベルギー/フランス語・英語/カラー/
4Kスコープ/5.1ch/93分/原題:Hannah
配給:彩プロ
<コピーライト>
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2019年1月、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開