香港国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した、 ドキュメンタリー映画『愛と法』の予告編+メインヴィジュアルが解禁
「第 30 回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門 作品賞」「第 42 回 香港国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞」を受賞した戸田ひかる監督『愛と法』(原題:of Love & Law)の渋谷・ユーロスペースでの公開日が【9 月 29 日(土)】に決定いたしました。主な舞台となる大阪では 1 週先行し【9 月 22 日(土)よりシネ・リーブル梅田】にて公開となります。予告編+メインヴィジュアルが解禁となりました。
*目立ちたがりのカズとしっかり者のフミ。
家族になった二人の弁護士と“自分らしさ”のためにたたかう人々
カズとフミは大阪の下町で法律事務所を営む弁護士夫夫(ふうふ)。仕事も生活も二人三脚のふたりのもとには、全国から“困っている人たち”が相談にやってくる。セクシュアル・マイノリティ、養護が必要な子どもたち、戸籍を持てずにいる人、「君が代不起立」で処分された先生、作品が罪に問われたアーティスト…。それぞれの生き方と社会のしくみとの間で葛藤を抱える人たちだ。ふたり自身も法律上は他人同士のまま。そんなある日、ふたりの家に居候がやってくる。突然居場所を失った少年・カズマくん。三人の新しい生活がはじまった…。
*国際映画祭が絶賛した新しい眼差し。「第 30 回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門 作品賞」「第 42 回 香港国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞」受賞作!
唯一のドキュメンタリー映画として東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門に選ばれた本作は「大胆かつ軽いタッチで、多様性、個性、勇気、愛について、力強いメッセージを届けた」と評され、作品賞を受賞。続く香港国際映画祭では最優秀ドキュメンタリー賞に輝いた。監督は、欧州で長年活動していた戸田ひかる。10 歳から海外で育った彼女ならではの瑞々しいまなざしが、日本社会の現実を鮮やかに、愛情いっぱいに描き出す。
PROFILE★監督:戸田ひかる(とだ・ひかる)
10 歳からオランダで育つ。ユトレヒト大学で社会心理学、ロンドン大学大学院で映像人類学・パフォーマンスアートを学ぶ。10 年間ディレクターと編集者としてロンドンを拠点に世界各国で映像を制作。作品は NHK、BBC、ABC、The Guardian などで放送されたほか、メルボルン国際映画祭など多数の国際映画祭で上映。本作の撮影で 22 年ぶりに日本で暮らす。現在は大阪在住。
CREDIT 監督:戸田ひかる プロデューサー:エルハム・シャケリファー 撮影監督:ジェイソン・ブルックス
編集/アソシエイト・プロデューサー:秦岳志 音楽:前田雄一朗
出演:南和行 吉田昌史 南ヤヱ カズマ ろくでなし子 辻谷博子 井戸まさえ 山本なつお
配給:東風 © Nanmori Films 2017 年|日・英・仏|94 分|DCP|ドキュメンタリー|原題:Of Love & Law