偶然の奇跡!柴崎×東出、映画に続き小説でも奇跡のタッグ!映画公開前日に「つかのまのこと」発売決定!_9月1日公開『寝ても覚めても』
濱口竜介監督が、東出昌大を主演に迎え、芥川賞作家・柴崎友香による同名恋愛小説を映画化し、第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された『寝ても覚めても』が、9月1日よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国公開いたします。
この度、映画とは全く別のところから生まれた企画にも関わらず、柴崎友香×東出昌大という『寝ても覚めても』と偶然一致のコラボを実現した小説「つかのまのこと」がKADOKAWAより8/31(金)に発売されることが決定しました。
【「つかのまのこと」作品情報】
文章と写真が生み出す新しい“行間”。芥川賞作家、異色の挑戦作 作家・柴崎友香が俳優・東出昌大をイメージに純文学小説を執筆。描かれた<物語>を起点に写真家・市橋織江が世界観を撮り下ろし、本書の随所に写真を散りばめる。作家、俳優、写真家――各界で第一線を走るクリエイターたちが作り上げた、すべてが美しい小説。
<ストーリー>「わたしのほうが幽霊である、と気づいたのは、早い時期であったように思う。」かつての住み家であったのであろう、“この家” を彷徨い続ける“わたし”。その理由がわからないままに時は移り変わり、家には次々と新しい住人たちがやってくる。彼らの光景を見守り続ける“わたし”は、ここで、いったい何を、誰を待っているのか――。ラスト、その結末にじんわり胸が熱くなる。あなたは、大切だったあの人の“顔”を、覚えていますか?
タイトル「つかのまのこと」
著者:柴崎友香
モデル:東出昌大
撮影:市橋織江
発売予定日8月29日/四六判/ 予価(本体1,500円+税)
発行:KADOKAWA
柴崎友香コメント●東出昌大さんの存在感から浮かんできたイメージをたぐり寄せるように想像が膨らんでいきました。いくつかの時間といくつかの心が重なりあう小説になりましたが、市橋織江さんの写真を見たとき、わたし自身もすっとその世界に入っていけるような気持ちになりました。小説も写真も、ページをめくるその人の思い思いの時間で楽し んでもらえるものです。普段見ている風景のその向こう、見落としてしまいそうな時間の隙間に、誰かの記憶に、思いを馳せてもらえたらうれしいです。
東出昌大コメント●僕も柴崎さんも生活の中で「余白」を大事にしているので、この本で はその辺りをぜひ感じていただき、文字に、写真にいろいろ想像を膨らまして楽しんでも らえると嬉しいです。皆さん忙しすぎる日々を送っていると思うので、この作品をゆっくり 読んで、ぜひほっとしてください。市橋織江さんは、その場の空気を切り取って下さる方な ので、むしろ僕がそこにいないと思って見ていただくと、より楽しんでもらえるかと(笑)。 柴崎さんの文章と市橋さんの写真が織り なす、やわらかさと一種の淋しさが混ざった世界観、そしてその中に小さな光を探すような感じで、楽しんでいただければと思います。
柴崎の描き出す水の流れの様な自然で滑らかな目線の文学。文章からその視点の持ち主を想像する時、『寝ても覚めても』も「つかのまのこと」も東出昌大を想像したのはどうしてなのか?柴崎は『寝ても覚めても』の取材で「東出さんには2.5次元的な、少しこの世と違う場所にいる様な雰囲気を持っている」と語っていた。
8/31に「つかのまのこと」発売、9/1に『寝ても覚めても』公開と”柴崎×東出”の違う物語が2日連続で動き出す。ぜひどちらの物語も味わっていただきたい。
【映画『寝ても覚めても』情報】
<あらすじ>東京。亮平は、コーヒーを届けに会社に来た朝子と出会う。真っ直ぐに想いを伝える亮平に、戸惑いながらも惹かれていく
朝子。ふたりは仲を深めていくが、朝子には亮平には告げられずにいる秘密があった。亮平は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた
恋人・麦に顔がそっくりだったのだ――。
★コピーライト表記: © 2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会/ COMME DES CINÉMAS
★公開表記: 9月1日(土)、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国公開!
出演: 東出昌大 唐田えりか 瀬戸康史山下リオ 伊藤沙莉 渡辺大知(黒猫チェルシー)/仲本工事/田中美佐子
監督: 濱口竜介 原作:「寝ても覚めても」柴崎友香(河出書房新社刊)音楽:tofubeats
2018/119分/カラー/日本=フランス/5.1ch/ヨーロピアンビスタ 製作:『寝ても覚めても』製作委員会/ COMME DES CINEMAS
製作幹事:メ〜テレ、ビターズ・エンド 制作プロダクション:C&Iエンタテインメント 配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス
c2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会/ COMME DES CINÉMAS www.netemosametemo.jp