。『ネリー・アルカン 愛と孤独の淵で』(配給:パルコ)YEBISU GARDEN CINEMAでの公開初日が 10 月 21 日(土)に決定いたしました。
フランス文壇に彗星の如く現れ、36 歳の若さで去っていった実在のベストセラー作家ネリー・アルカン。愛を求め、激情とともに生きた彼女の短い生涯と、エロティックで過激な小説の世界を織り交ぜながら展開していく。
今回解禁となるポスタービジュアルは、マスコミから注目を集め、社交界のセクシー・アイコンとしてふるまうネリーの分身<マリリン>をピックアップ。記者会見場でまぶしいフラッシュを浴び、マイクを向けられる人気作家。美しいブロンド、胸元を強調したセクシーなドレスをまとい、大きなサングラスで瞳を隠した姿は、華やかで強い女性を演出しながらも、向けられる大衆の目に対しての精一杯の虚勢にも見える意味深なビジュアルだ。
予告編では、美貌の小説家として名声を手に入れながら、ある日突然命を絶ったネリーの深層心理に迫っていく作りとなっている。様々な分身<ペルソナ>を生み出し、結果的にその分身たちに苦しめられていくネリー・アルカンの姿。SNS の複数のアカウントを使い分け、インスタ映えを気にし、知らず知らずのうちに様々な姿を「演じている」いまどきの社会生活とも重なって見える。

【ストーリー】
高級エスコートガールだった自らの過去をモデルに、美しくも残酷なエロスを描いた小説でデビューしたネリーは、一大センセーションを巻き起こす。自伝的小説のヒロインが「性」に翻弄され、小説家として自らの「生」に苦悩するはざまで、男たちを虜にするエスコートガール、刹那的に愛を求めるジャンキー、社交界で注目を集めるセクシーアイコン…次々と生み出した分身たちに彼女自身がやがて蝕まれていく。

【ネリー・アルカンとは】
1973 年生まれカナダ・ケベック州出身の女性作家。高級エスコートガールとしての経験を自伝的小説「Putain(原題)」で描き、フランス語文学の世界に衝撃を与えた。2009 年に自身のアパートで首つり自殺をしているところを発見される。

【ディスカバー ネリー・アルカン】
小説、映画、舞台の3つの切り口から作家・ネリー・アルカンの人生と作品の世界観を再発見するプロジェクト。
小説「ピュタン-偽りのセックスにまみれながら真の愛を求め続けた彼女の告白-」(パルコ出版)9 月 30 日発売。

舞台「この熱き私の激情~それは誰も触れることができないほど激しく燃える。あるいは、失われた七つの歌~」(演出:マリー・ブラ
ッサール 出演:松雪泰子 小島聖 初音映莉子 宮本裕子 芦那すみれ 奥野美和 霧矢大夢)11 月 4 日~19 日銀河劇場 他

監督・脚本:アンヌ・エモン/プロデューサー:ニコール・ロベール 出演:ミレーヌ・マッケイ/ミカエル・グアン/ミリア・コルベ
イ=ゴーブロー 2016 年/カナダ映画/フランス語/カラー/ヴィスタ/原題:NELLY/99 分
(C)FILM NELLY INC.2016 公式サイト:nelly-movie.com

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