中学生が主人公の青春ミステリー映画 「レミングスの夏」場面写真&コメント
東野圭吾氏、桐野夏生氏、今野敏氏らの絶賛を受け、『襲名犯』で第59回江戸川乱歩賞を受賞した、茨城県取手市在住の作家・竹吉優輔の小説「レミングスの夏」の映画化が決定。この度、場面写真が解禁となった。
是枝裕和監督の『奇跡』で兄・航基とW主演を果たし、本作で単独主演デビューした前田旺志郎、連続ドラマW「かなたの子」出演の菅原麗央、藍坊主の「魔法以上が宿っていく」のMVでフレッシュな存在感を放っていた瑚々、斎藤工主演の「最上の命医2017」に14歳で妊娠してしまう大塚寧々の娘役で出演した桃果、『藍色少年少女』主演の遠藤史人が演じる、”レミングス”のメンバーが結束を高めるシーンは、茨城県取手市緑地運動公園で撮影。
その他、パンテーンの“綾瀬はるか、現役中学生と’バージンヘア対決’編”のCMで注目を浴びた美少女・平塚麗奈が誘拐されて猿ぐつわをされているシーン、菅原麗央演じるアキラと遠藤史人演じるモトオが喧嘩をしているシーン、女の子のお母さん役の中村ゆりが泣いているシーン、刑事を演じるモロ師岡と城之内正明、田中要次、渡辺裕之のシーン、娘を誘拐された両親を演じる大桃美代子、たくみ稜のシーンの写真が公開された。
茨城県取手市・牛久市を中心として、つくば市、つくばみらい市において地元の支援を受けて制作された、
“少年少女の固い決意の理由に迫っていく青春ミステリー映画”『レミングスの夏』(監督・脚本:五藤利弘)。ぜひご覧ください。
<中村ゆり コメント>
子供でも大人でもない、とても眩しい時代に、彼等は傷つく事も恐れずに守れなかったもののために痛いほど切なく突き進みます。
私の役もとても哀しい役ですが、この役を愛してあげたいし誠心誠意で演じたいと思いました。
小さな頃から知っている前田旺志郎君が、とても凛々しく立っている姿が印象的でした。
<モロ師岡 コメント>
この作品の魅力は、子供達のキラキラした心と犯罪とのギャップだと思います。子供の目から見ると犯罪や事件は大人の数倍危険な事に感じてしまいます。私も小学生の頃、釣り大会で友達が釣った魚を自分が釣った魚の様にして一等賞を取ってしまい、バレたら小学校を辞めるしかないとまで思いつめた事がありました。本作品の少年達の犯罪とは比べものにりませんが、まだ悪に全く染まっていない子供の心は本当にキラキラと美しいものです。その純真な子供達を中心に私の役所は、その少年達を何とか助け出そうする長峰というベテラン刑事役です。演じるにあたり気をつけた事は、少年達の純真な心に寄り添える、少年達の父親的存在になる様な刑事でありたいという事と、大げさですが世の中の全ての解決しない犯罪に憤りを感じている人達の心にも沿うような気持ちでやらせて頂きました。