高度な知能を得た猿たちの反乱、人類の文明崩壊、そして猿と人類の戦争という衝撃的なストーリーを描き、まさに全世界震撼の大反響を呼んだ『猿の惑星』シリーズ。地球の支配者が変わりゆく激動の歴史のうねりが、ついにクライマックスを迎える最新作『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』が10月13日(金)に公開となる。全米では、『創世記(ジェネシス)』『新世紀(ライジング)』に続いて、3作連続初登場第1位を記録した。さらに全米批評家サイト「Rotten Tomatoes」のトップ批評家による評価でも、93%(7/30付)という高評価を得ており、「これだけのスケールのメジャー映画で本作以上に優れた作品は無い」(Deadline)、「すべての猿たちがあまりにリアルなので、観客は彼らが猿であることをすぐに忘れてしまうだろう」(USA TODAY)などと絶賛されている。この度、予期せぬ“人間の退化”と想像を超えるクライマックスが明らかになった。

到着した映像では、人間と一緒に暮らしていた赤ん坊のシーザーが、絶滅の危機に瀕した人間の一部と信頼関係を築きつつも、猿と人間が激しく衝突してきたこれまでが描かれる。そして、猿と人類が全面戦争になだれ込んでから2年後の世界。森の奥深くに秘密の砦を築いたシーザーは、冷酷非情な大佐の奇襲によって妻子を殺され、悲しみのどん底に突き落とされる。大勢の仲間を新天地へ向かわせ、復讐の旅に出たシーザーは、その道中に口のきけない謎めいた人間の少女ノバと出会う。やがて大佐のアジトである巨大要塞にたどり着くシーザーだったが、復讐の念に囚われて我を見失った彼は絶体絶命の危機を招いてしまう。一方で、動物園出身のバッド・エイプは「人間は病気になった」とシーザーたちに告げ、人類には予期せぬ退化の兆候が現れる・・・。シーザーが愛する仲間のために下した最後の決断とは?そして、少女ノバがもたらすものとは?

  映像からは、圧倒的なスケール感みなぎる壮大なバトルが繰り広げられることが分かる。しかし、それは単なる戦いではなく、タイトルにもあるように<聖なる戦い>であるとシリーズを通して、製作を務めたピーター・チャーニンはいい「ウディ(・ハレルソン)が演じる大佐を見ると彼は悪役ではなく、人間を救うために<聖戦>を戦っていると信じた男のように見える。大佐はシーザーを称賛し、深く尊敬している。なぜならシーザーと同じく、彼も自分の魂の闇をみているからだ」と分析。シーザーを演じたアンディ・サーキスも、「シーザーと大佐は激しく衝突する別の種のリーダーであるとはいえ、互いを理解している。両者の間には奇妙な尊敬の気持ちがある」と述懐する。互いを理解しつつも、戦わなくてはならない2つの種族の運命とは?そして、前作に引き続きメガホンを執ったマット・リーヴスは「本作のスケールはシリーズのどの映画よりも大きいが、一方で中心となる核はそのまま維持している。つまりシーザーと猿たちに関係する感動のストーリーということだ」と明かしており、新たな支配者が決する激動のドラマにも期待がかかる。

愛する者を失ったシーザーと彼の抹殺をもくろむ人類。極限の怒りと葛藤のドラマが交錯するとき、猿と人類の“人間性”をかけた“聖戦(グレート・ウォー)”が始まる。

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