映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」 広瀬すず、松田聖子の名曲を劇中で披露!!!
8月18日公開の映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は、原作は『Love Letter』『リップヴァンウィンクルの花嫁』の岩井俊二。脚本は『モテキ』『バクマン。』の大根仁。刺激的な作品の数々で観客を魅了し続ける二人が綴るのは、“繰り返される夏の一日”を描くラブストーリー。
総監督を務めるのは社会現象化した『化物語』『魔法少女まどか☆マギカ』の新房昭之。独創性溢れる演出と映像表現でアニメ界に多大な影響を与える奇才が、アニメーションスタジオ「シャフト」と最強タッグを組み、イマジネーション豊かな世界を紡ぎ出し、2017年夏1番の超注目作品です!
そしてこの度、本作の主人公・なずなの声を担当した広瀬すずが、1980年代から輝き続ける不世出のアイドル松田聖子の名曲「瑠璃(るり)色(いろ)の地球(ちきゅう)」を劇中で歌うことが発表となりました!!
「瑠璃色の地球」(作詞:松本隆、作曲:平井夏美、編曲:武部聡志)は、1986年に発売された松田聖子の13thアルバム「SUPREME」に収録されたのが初出であり、同年の第28回日本レコード大賞で最優秀アルバム賞を受賞。人類の平和や地球への愛などの壮大なテーマを歌っており、これまでに多くのアーティストによりカバーされています。さらに、合唱用に編曲されて学校で歌われるなど、多岐にわたって日本中で愛されている言わずと知れた名曲です。
本作では、なずな(声:広瀬すず)がクラスメイトの典道(菅田将暉)との駆け落ちの道すがら、幼い頃からなずなの母が口ずさんでいたという「瑠璃色の地球」をアイドルさながらに披露します。現実から飛び出したかのようなイマジネーション溢れるアニメならでは演出と融合した映画オリジナルの編曲で歌われ、町から逃げ出したなずなの切ない思いを感じさせる優しく透き通る広瀬すずの声に惹きつけられます。
広瀬すずが初めてレコーディングに挑んだ本楽曲は2017年8月9日に発売される本作のオリジナル・サウンドトラックに、及川なずな(CV. 広瀬すず)の名義で収録されます。どうぞご期待ください!
♦瑠璃色の地球 解禁情報
【曲タイトル】:瑠璃色の地球
【名義(アーティスト名)】:及川なずな(CV. 広瀬すず)
【クレジット】:及川なずな(CV. 広瀬すず)
作詞:松本 隆
作曲:平井夏美
編曲:神前暁(MONACA)
(C) 1986 by Sun Music Publishing, Inc.
◆広瀬すずコメント
「瑠璃色の地球」を劇中で歌うと聞いたときは驚きました。松田聖子さんの曲ですと「赤いスイートピー」はカラオケでよく歌わせていただいていたのですが、もともと歌が本当に苦手で…。私にとっては難しい曲でしたが、練習していくうちにどんどん楽しくなっていきました。映画の中でなずなもお母さんが歌う姿を見てこの曲を覚えたと言っていますが、私も母とカラオケへ行って練習をしました。母も口ずさみながら一緒に歌ってくれました。壮大な世界観をもった「瑠璃色の地球」が流れる場面のなずなと典道の姿は、ちっぽけなようにも見えるけど、とても大きな勇気をもらえる、素敵なシーンになりました。そしてなにより、なずなが想像するファンタジーな世界の中で気持ち良く歌っている姿が本当に可愛いらしいんです。ただ、実際に試写室で私の歌声が流れたときは、「このシーン早く過ぎて!」と思いました(笑)。やっぱり歌は苦手です!私の歌がCDになるのは最初で最後かもしれません!今回は、本当に貴重な体験をさせていただきました。
♦企画・プロデューサー川村元気コメント
「東京でふたりで暮らそうよ」。脚本の大根仁さんが書いた、なずなの切なさと希望が入り混じるセリフを読んだ時に、ふと「瑠璃色の地球」のメロディが頭に流れてきました。そして監督たちが灯台と海をモチーフにした美術設定を描いてきた時に、松本隆さんの歌詞がそこにカチッとはまり、なずなの気持ちを表すのはこの曲しかないと思いました。なずな役の広瀬すずさんが歌う「瑠璃色の地球」は、小さな恋からはじまって大きな世界へと広がっていく、この映画そのものを表現しているように思います。
◆総監督 新房昭之コメント
まっすぐな2人を包み込むような歌詞は、2人を希望の世界に飛び出せるように後押しをしてくれているようで、励まされます。そしてなにより、アニメでしか生み出せない世界観の中で響く、広瀬さんの歌声はドラマチックでとても素敵でした。ぜひ劇場でお聴きください。
♦サウンド・トラック
タイトル:映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』オリジナル・サウンドトラック
発売日:2017年8月9日(水)
作曲:神前暁
収録時間:58分
収録曲数:31曲
価格:2800円+税
発売・販売元:東宝