直木賞作家・佐々木譲の初の法廷小説を映像化!『連続ドラマW 沈黙法廷』WOWOWにて9月より放送決定!!!!
この度、『廃墟に乞う』『警官の血』など数々の警察小説を手掛けてきた直木賞作家・佐々木譲の初の法廷小説をWOWOWにて連続ドラマ化!!
『連続ドラマW 沈黙法廷』が9月より放送決定いたしました!!
本作は、佐々木氏が初めて挑んだ法廷ミステリーであり、佐々木譲作品を初めての映像化作品となります!!
数々の社会派ドラマやミステリー作品などを手掛けてきた連続ドラマWにとっても新たな挑戦となる。
以下、本情報の概要となります。
〈ストーリー〉
連続する老人の不審死。捜査線上に浮上したのは家事代行の女だった!
無罪を主張する女は、証言台で突然口を閉ざした――。なぜ、彼女は沈黙したのか。
東京都北区の赤羽で、一人暮らしの老人が絞殺体で発見された。赤羽署の刑事達は警視庁と組み捜査を開始する。
付近住民によると、被害者宅には時折、ある女性が出入りしていたという。個人営業の家事代行業者をしているという、山本美紀という女だ。
彼女の自宅マンションの前には、別の埼玉県警の警察車両も訪れていた。
なんと、彼女の仕事先では、他にも複数の不審死が発生していたのだ―。連続殺人犯としてマスコミの報道 は過熱する。
彼女は一体、何者なのか、何が真実なのか?! 警察、マスコミ、彼女を信じる者ー。
三者三様の視点から、美紀の人生が徹底的に炙り出されていくー。 彼女は悪女かー、淑女かー。
警察小説では書きにくい逮捕後のドラマを描けると思いました、と語る佐々木氏。
裁判員制度導入後の法廷劇は見事なまでに緻密に描かれて いる。
法廷劇だけではなく、警視庁と埼玉県警によって繰り広げられる緊 迫の逮捕劇も魅力のひとつだ。
さらに、事件を過熱報道し世論を誘導する マスコミや、貧困が生み出す現代社会の実態など、多くの社会的要素を 盛り込んだ本作。
WOWOWだからこそ描ける社会派の傑作ミステリーが誕生した。脚本は、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」などを手がけた尾崎将也氏が担当する。
〈佐々木氏のコメント〉
『沈黙法廷』は、わたしにとって最初のリーガル・サスペンスだ。
お年寄りの殺人事件から始まる警察捜査小説にプラスして、被疑者が起訴された後の裁判の、その劇的な対立も描いた。被告席に立つ者は、無罪か、それとも有罪か。
判決はどう出るのか? この法廷に生まれるドラマは濃密で、何度も何度も攻守は交代する。
原作のその読みどころを、ドラマはどのように描いてくれるのだろうか。
被告・山本美紀の人生を、どのように照らしてくれるのだろうか。楽しみだ。
〈放送情報〉
・番組名:「連続ドラマ W 沈黙法廷」 (全5話)
・放送日:2017年9月24日 日曜夜10:00 第1話無料放送 [WOWOWプライム]
・原 作:佐々木譲『沈黙法廷』(新潮社刊)
・脚 本:尾崎将也(連続テレビ小説「梅ちゃん先生」)、三浦駿斗(「連続ドラマ W 社長室の冬」)
・監 督:村上牧人(「連続ドラマ W 社長室の冬」「連続ドラマW 誤断」)、東田陽介(「水族館ガール」)
「連続ドラマW 沈黙法廷」特設サイト:http://www.wowow.co.jp/dramaw/chinmoku/