『丸』異例の【逆輸入】公開決定&メインビジュアル・予告編完成!
異例の“逆輸入”公開決定!
世界が注目する新しい映画作家、ここに現る。
ある家族の暮らす一軒家で起こった、父子心中未遂事件。部屋に突如として現れた謎の球体が引き起こす、奇妙な現象の数々――。現場で何が起こったのか。独自に調査する記者・出口隆一は、警察の発表を覆す証拠を掴むが、やがて不可解な引力に引きつけられるように、狂っていく……。独特のユーモアと圧倒的な緊張感で描く、現代日本のSF的寓話。一体、この不穏な“丸”とは何なのだ?
映画『丸』はシネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)の助成を得て大阪・西成区で撮影された。ぴあフィルムフェスティバルのPFFアワード2014入選。日本映画への造詣が深く、北野武監督をヨーロッパに紹介したことで知られる映画評論家のトニー・レインズ氏の目に留まり、<大島渚監督の『絞死刑』以来50年を経て、日本に再誕した最良のコメディ・ノワールである!>と絶賛され、海外の映画祭プログラマーや批評家のあいだで一躍注目を集めることとなった。以降、バンクーバー国際映画祭新人監督部門にノミネート、ウィーン国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭に正式出品、「サイト&サウンド」誌や「フィルム・コメント」誌でも大きく取り上げられ、さらに、鈴木洋平監督は長編デビュー作である本作で、新人監督の登竜門であり、ペドロ・アドモドバル、スパイク・リー、ヴィム・ヴェンダース、リチャード・リンクレイター、ミヒャエル・ハネケといった映画作家を輩出してきた映画祭「ニュー・ディレクターズ/ ニュー・フィルムズ2015」に選出されるなど、無名の新人監督としては異例の事態を巻き起こし、世界各地の見巧者達のあいだで話題を呼んでいる。
今回の劇場公開はトニー・レインズ氏による熱烈な応援によって、急遽決定した。鈴木監督は現在、茨城県水戸を拠点に活動。映画制作に止まらず、映画館「CINEMA VOICE」を企画運営するなど、独自のスタンスで日本映画界に切り込んでいる。東京では渋谷シアター・イメージフォーラムにて7月8日(土)より公開、上映期間中にはトークイベントも予定している。
監督・脚本・編集:鈴木洋平
出演:飯田芳 / 木原勝利 / 金子紗里 / 池田将 / 軽部日登美 / 田中しげこ / 渡辺博行 / 真弓 / 芹井祐文 / 島田芯八 / 村上ROCK / 山西竜矢 / 月亭太遊 / 大宮将司 / 松浦祐也
プロデューサー:池田将、今村左悶 共同脚本:小山侑子 撮影:柏田洋平 録音:平井名辰哉 音楽:今村左悶
配給:マグネタイズ 2014年/89分/カラー
公式サイト:www.yoheisuzuki.com/maru
公式Facebook:https://www.facebook.com/nimokakawarazumaru/
公式Twitter:https://twitter.com/maru_official
7月8日(土)より、シアター・イメージフォーラムにてロードショー!
8月中旬より水戸CINEMA VOICEほか全国順次公開